昔の洋楽が好きなので♪

サイケな曲が好き♪
2021年投稿分から「サブスクで聴けないor探しにくいサイケ」をテーマにしてます☆

ボストン 「幻想飛行」

2006-04-21 22:52:04 | 70sジャケ絵日記

今日のジャケ画は、Boston 「Boston(同名)」。

邦題「幻想飛行」

「More Than a Feeling(邦題:宇宙の彼方へ)」は
何度聴いても素晴らしい曲ですね♪
メロディの良さもさることながら、ギターのハモリや
コーラスワークなど、音と音との重なりがとても芸術的です。

そして次の曲「Peace of Mind」も大好きな曲です。
エッジの利いたギターから始まって、
親しみやすいポップなメロディで、ドラマチックに曲が展開し、
ハモリのギターで夢の彼方へ連れてってくれそうな曲です♪

「Foreplay/Long Time」ではプログレ的な音が堪能できます。
幻想的なインストから続いて、メロディックな歌部分に展開。
とても奥深くて壮大な音世界ですね。

また「Rock and Roll Band」や「Smokin'」では
彼らならではの重厚な音でR&Rを演ってます。

これが出されたのは76年。
とても76年に作られたアルバムとは思えないほど洗練された1枚です。



シルバーヘッド

2006-04-20 23:50:56 | 70sジャケ絵日記

今日のジャケ画は、Silverhead 「Silverhead(同名)」

ハードロックの激しさとグラムロックの艶やかさを
持ち合わせたバンドですね♪
どこかアングラ的な雰囲気も感じられます。

ロックンロール・テイスト溢れたサウンドと退廃的な雰囲気が、
「より」妖しさをかもし出しているのかもしれません。

そんな彼らはグラムロック・ムーヴメント全盛の頃に登場。

艶やかでルージーなサウンドから
グラムロックバンドとして位置づけられていたそうですが
サウンド的にはハードロックです。

「Rolling With My Baby」では後半にブラスを入れて
華やかさを増してますが、ブギーのリズムでノリの良い曲となってます。

「Ace Supreme」では、何気に60年代のガレージ的なモノが感じられ、
アングラな雰囲気タップリのハードな曲となってます。
個人的には特に好きな曲ですね♪

</object>



デヴィッド・ボウイ 「ダイアモンドの犬」

2006-04-19 23:38:44 | 70sジャケ絵日記

今日のジャケ画は
David Bowie 「DIAMOND DOGS」

小説「1984」をモチーフにしているコンセプト・アルバム♪

グラムロック終焉を向かえたこの74年当時、
強烈に残ってしまった「グラムロック・ヒーロー」の
イメージを覆すかの如く、精力的に作った1枚だと思います。

しかし、まだまだグラムロックの名残というか、
派手めな曲もあったりします。

「レベルレベル」なんて個人的には大好きな曲ですね♪

また、「1984」という曲では、
当時にわかに流行りだしたディスコサウンドを取り入れてます。

いろんな方向へ目が向いていたことを窺わせる作品だと思います☆彡

----------------------------------------------------

ところでネットテレビ「Gyao」で
ボウイの03年のライヴ映像が放映されてますね!
(映像は06年5/13正午まで放映だそうです)

この翌年、04年の3月には日本公演も行いましたね。
ワタシも観に行きましたが「ベスト・オブ・ボウイ」といった感じの
いろんな年代からの曲を演ってくれたライヴでとても感動しました☆彡


スティーヴ・ハーリー&コックニー・レベル 「さかしま」

2006-04-18 01:09:03 | 70sジャケ絵日記

今日のジャケ画は
Steve Harley & Cockney Rebel 「The Psychomodo」。

邦題「さかしま」。
74年発売の2ndとなるアルバムです。

この盤では前作よりも少々ポップになり、
グラムロックの楽しさと退廃的美しさが伝わる1枚となってます。

1曲目の「Sweet Dreams」から2曲目の「The Psychomodo」は
繋がった曲となっていて、軽快で楽しくなる曲です。

また、3曲目の「Mr. Soft」では
前作同様に欧州の香り漂うデカダンな雰囲気が感じられます。
フリーキーな雰囲気がたまらない曲です♪

男性コーラスの低いコーラスで
「ムームムー」というコーラスが入りますが
何気にボウイの「ベルベット・ゴールドマイン」を
彷彿(?)としていますよね(* ̄∇ ̄*)

また、7分強という長い曲となった「Ritz」では、
ボーカルにエコーをかけたりして、何気にサイケです♪
独特のメロディラインが、どことなしに異国情緒な雰囲気で
ダークでヘヴィーな世界を増幅してると思います。

また、「Bed in the Corner」と「Sling It!」も繋がった曲となっています。

前半の「Bed in the Corner」ではピアノの音が中心となった
穏やかなメロディラインに欧州的センスが加わった曲となってますが
後半の「Sling It!」では一転し、
激しい演奏となり、不協和音的な音が所々に入ったりして
ヘヴィー感が増幅し、盛り上がりを見せます。
とても聴きごたえのある連曲です。

また、「Tumbling Down」ではシットリと聴かせてくれます。
ワタシ的にはこの内省的で穏やかな曲がとても好きだったりします。
ピアノの旋律も美しく、スティーヴ・ハーリーの素朴なボーカルと重なって
とても心に染みる曲となってます。


スパークス 「キモノ・マイ・ハウス」

2006-04-14 23:18:26 | 70sジャケ絵日記

今日のジャケ画は
Sparks 「Kimono My House」

なんとも妖しいジャケに魅せられてしまいますが
サウンドのほうもビックリさせられるサウンドです!

とてもじゃないけど74年に作られた作品とは思えないほど、
「新しさ」を感じてしまうんです!
(いつも60年代の曲ばかり聴いてるから
尚更そう思ってしまうかもしれないんですけど…(^^ゞ)

まさにニューウェーヴの「ハシリ」と云った感じですね♪
欧州のデカダンな雰囲気はグラムに通じるモノも感じられるし、
女性ボーカルかと聴き間違えてしまいそうなファルセットのボーカルは
何気にフリーキーな空気を放出しています!

しかし、ひねくれたメロディだけどポップなんです♪
ひねくれてるのにとても聴きやすいんです♪(←ワタシ的には。笑)

ワタシはこの中では「Amateur Hour」が特にお気に入りです。
欧州のデカダンな雰囲気とポップなメロディがとても好きです。

あと「Falling in Love With Myself Again」も好きですね。
この曲は3拍子の曲なのですが、
どこか欧州の街角の大道芸人的な雰囲気が感じられるノスタルジックな曲です。

そして「Here in Heaven」。
歌い出しの部分では翳りあるメロディアスなサウンドで、
何気に北欧のポップスみたいな感じもしないでもないですが
途中からは「ひねくれ度」全開となります。
歌い方もモチロンひねくれてます♪

なんせアルバム最初の曲、
「This Town Ain't Big Enough for Both of Us」からして
フリーキー度・大全開!(←良い意味で♪)

ひねくれてるけどポップで親しみやすいのは
アメリカ的なカラっとしたポップ性が根底にあるからなんでしょうかね。
一気に聴けれる1枚です♪

---------------------------------------------------------------

そんな彼らはアメリカのバンド。
ワタシは最初、UKのバンドかと思ってしまいました。

バンド結成当初は「ハーフネルソン」と名乗ってて、
トッド・ラングレンに見出され、そのバンド名でデヴューするも
惜しくも売れず、「スパークス」に改名して2ndを発表。

そしてようやく話題となりますが、そんな折、
ヨーロッパツアーのときにUKのテレビ番組に出演。

これがキッカケとなってUKで人気が上がり、
活動拠点をUKに移して発表されたのが
この「キモノ・マイ・ハウス」ということです。


ところでこのジャケのキモノの着こなしに
微笑ましいモノを感じてしまいますね♪

着物を着るときは左の襟を上にして合わせますが、
このジャケもそうして着ていますね!

誰か日本人から、着物っていうのは
こういう風にして着るもんなんだよ、と教わったのでしょうかね(^^ゞ

例→「右の襟を上にするのは死んだ時の着方だから注意!」とか(汗。

エキセントリックな着こなしが、ある意味キュートですね!
彼女らが歌ってるような錯覚を覚えてしまうほどだったりします( ̄m ̄*)