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今日のジャケ画は
Sparks 「Kimono My House」
なんとも妖しいジャケに魅せられてしまいますが
サウンドのほうもビックリさせられるサウンドです!
とてもじゃないけど74年に作られた作品とは思えないほど、
「新しさ」を感じてしまうんです!
(いつも60年代の曲ばかり聴いてるから
尚更そう思ってしまうかもしれないんですけど…(^^ゞ)
まさにニューウェーヴの「ハシリ」と云った感じですね♪
欧州のデカダンな雰囲気はグラムに通じるモノも感じられるし、
女性ボーカルかと聴き間違えてしまいそうなファルセットのボーカルは
何気にフリーキーな空気を放出しています!
しかし、ひねくれたメロディだけどポップなんです♪
ひねくれてるのにとても聴きやすいんです♪(←ワタシ的には。笑)
ワタシはこの中では「Amateur Hour」が特にお気に入りです。
欧州のデカダンな雰囲気とポップなメロディがとても好きです。
あと「Falling in Love With Myself Again」も好きですね。
この曲は3拍子の曲なのですが、
どこか欧州の街角の大道芸人的な雰囲気が感じられるノスタルジックな曲です。
そして「Here in Heaven」。
歌い出しの部分では翳りあるメロディアスなサウンドで、
何気に北欧のポップスみたいな感じもしないでもないですが
途中からは「ひねくれ度」全開となります。
歌い方もモチロンひねくれてます♪
なんせアルバム最初の曲、
「This Town Ain't Big Enough for Both of Us」からして
フリーキー度・大全開!(←良い意味で♪)
ひねくれてるけどポップで親しみやすいのは
アメリカ的なカラっとしたポップ性が根底にあるからなんでしょうかね。
一気に聴けれる1枚です♪
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そんな彼らはアメリカのバンド。
ワタシは最初、UKのバンドかと思ってしまいました。
バンド結成当初は「ハーフネルソン」と名乗ってて、
トッド・ラングレンに見出され、そのバンド名でデヴューするも
惜しくも売れず、「スパークス」に改名して2ndを発表。
そしてようやく話題となりますが、そんな折、
ヨーロッパツアーのときにUKのテレビ番組に出演。
これがキッカケとなってUKで人気が上がり、
活動拠点をUKに移して発表されたのが
この「キモノ・マイ・ハウス」ということです。
ところでこのジャケのキモノの着こなしに
微笑ましいモノを感じてしまいますね♪
着物を着るときは左の襟を上にして合わせますが、
このジャケもそうして着ていますね!
誰か日本人から、着物っていうのは
こういう風にして着るもんなんだよ、と教わったのでしょうかね(^^ゞ
例→「右の襟を上にするのは死んだ時の着方だから注意!」とか(汗。
エキセントリックな着こなしが、ある意味キュートですね!
彼女らが歌ってるような錯覚を覚えてしまうほどだったりします( ̄m ̄*)