昔の洋楽が好きなので♪

サイケな曲が好き♪
2021年投稿分から「サブスクで聴けないor探しにくいサイケ」をテーマにしてます☆

ヴェルヴェット・アンダーグラウンド 「ホワイト・ライト/ホワイト・ヒート」

2006-05-24 23:21:27 | 60sジャケ絵日記

今日のジャケ画は
The Velbet Underground 「White Light / White Heat」

ニコが抜け、ウォーホールと別れた後に出された
ヴェルヴェッツ、2ndとなる68年の作品です。

1stのときは独特のヘヴィーな空気が漂ってましたが
この盤ではモロに混沌としています!
ホント、アヴァンギャルドといった言葉がピッタリの盤です。

最初の曲でタイトル曲の「White Light / White Heat」の妖しさといったら…!
混沌としながらもルー・リードならではの
軽快な(彼の中では軽快なw)サウンドです。

曲の終わり頃には「レコード針がつっかかってしまったの?」と
勘違いするほどの混沌とした不協和音的サウンドが繰り広げられてます。

「The Gift」では台詞のように歌詞を朗読(?)しつつ
そのバックにサイケでヘヴィーなサウンドが
乗っかるといったサウンドとなってます。
向こう側の世界に連れてってくれそうな雰囲気です(←謎発言w)

そして「Sister Ray」。17分以上にも及ぶ大作です。
サイケでヘヴィーなギター、心のおもむくまま表現するボーカル、
混沌とした空気漂いまくりのサウンド、
どれを取っても素晴らしいです(ワタシ的にはw)

60年代末の「カオス系サイケロック(←勝手に命名w)」の中では
ワタシ的にはピカイチの存在だったりします。
(ドアーズのジ・エンドと共に♪)


イギー&ザ・ストゥージズ 「ロウ・パワー」

2006-05-22 20:20:05 | 70sジャケ絵日記

今日のジャケ画は
Iggy and The Stooges 「Raw Power」

ストゥージズ、73年のアルバムです。
2nd発表後、ドラッグ問題やレーベル解雇問題で
解散状態だったストゥージズでしたが
ボウイと出会って新しいレーベルと契約し出されたのがこの作品です。

ボウイはミックスを担当し、
ジャケットはミック・ロックが撮影しました。
このジャケット(というかこの時期のイギーは)とてもステキですね!

破壊的な爆音はいつ聴いてもテンション上がります!
疾走間あふれる「Search and Destroy」、
「Your Pretty Face Is Going to Hell」なんて特に大好きです!
「Raw Power」も60年代のガレージ的な音でとてもカッコイイ!

また「Gimme Danger」では落ち着いたサウンドとなってますけど
後の時代のイギーのソロに通じる「渋さ」が光った曲だと思います。
独特の「乾いた空気感」がとても良いですね。



T-REX 「タンクス」

2006-05-21 01:46:11 | 70sジャケ絵日記

今日のジャケ画は、T-REX 「Tanx」。

T-REX名義となってからは4作目のスタジオ盤、
ティラノ時代からは通算8作目のスタジオ盤にあたる
73年3月発表の作品です。

「電気の武者」、「スライダー」と立て続けに大ヒットし、
グラムロック・ムーヴメント真っ盛りの時期、
その勢いの中、作られたとされる1枚です。

サウンド的には前作・前々作からのボラン・ブギーという感じで
シンプルなロックンロールを繰り広げています。

「Tenement Lady」や「Country Honey」、「Born to Boogie」などの
ボラン・ブギー全開サウンドはとても楽しい気分にさせてくれますね♪

また「Broken Hearted Blues」ではブラスを取り入れて
ミディアムテンポの雰囲気タップリなナンバーとなってます。

「Electric Slim and the Factory Hen」では
ストリングスの音も取り入れたりしてます。
とても心に染みるナンバーです。

「Mad Donna」は冒頭の部分に可愛い子供の台詞から始まる曲です。
艶やかなコーラスと派手なピアノが映えるブギー全開の楽しいナンバーですね♪



デヴィッド・ボウイ 「アンソロジー/1966-1968」

2006-05-19 17:52:56 | 60sジャケ絵日記

今日のジャケ画は、
David Bowie 「The Anthology 1966-1968」

モッズバンドを終えてからソロとして活動した初期の音源集です。

実質上の1stもほぼ全部収録されているお得な1枚だったりします♪

この時期、ボウイはパントマイムの勉強もしたりして、
演劇がかったステージを繰り広げてました。
曲もそういった演劇風の曲が多いです。

内省的でどことなしにフリーキーな雰囲気も漂ったりしてます。
またエレガントな雰囲気を感じられる曲もあったりします。

派手な曲はありませんがボウイの美学が光ってる1枚です☆彡

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ところで先日、アルバム「スペース・オディティ」をUPしたところ、
いろんな方からボウイの曲では「スペース・オディティ」が大好き、
ということを伺いました♪

そんなところからワタシの中でボウイの好きな曲ってなんだろう、と…。

ってことで「ワタシのお気に入りボウイの曲・TOP10」を
ここに書いてみたいと思います( ̄∀ ̄)ぇ。


1.Ziggy Stardust
1.The Man Who Sold The World

2.Velvet Goldmine
2.Space Oddity

3.Rock 'N' Roll Suicide
3.Hang on to Yourself

4.Scary Monsters
5.All the Young Dudes
6.Black Country Rock
7.Queen Bitch
8.Janine
9.Ashes To Ashes

10.Saviour Machine
10.Changes
10.Watch That Man

・・・ん?なんだなんだ~?このTOP10はー!順位ダブってる?(^^ゞ
そうなんですw、ダブってるところは
「コレとソレも同じくらい大好き!」っていう意味なんです(^^ゞ

以上、「今の気分で選んでみたボウイ・お気に入り曲」でした~!
皆さんは何がお好きですか?(⌒∇⌒*)


デヴィッド・ボウイ 「スペース・オディティ」

2006-05-17 00:16:45 | 60sジャケ絵日記
今日のジャケ画は
David Bowie 「Space Oddity」

デヴィッド・ボウイ、メジャー・デヴュー後
通算2枚目となる作品です。
レーベル会社フィリップスに移籍後、69年に発売されました。

このときのUK盤のアルバムタイトルは「David Bowie」、
US盤は「Man Of Words, Man Of Music」だったそうです。
上のジャケットはこのときのUK盤のジャケでした。

ワタシの持ってるCDは99年に再販されたモノで
再販CDとしてはUKオリジナル・ジャケットが初めて使われました。
とてもサイケで麗しいですね♪(⌒∇⌒*)

さて、サウンドのほうはというと、シンプルなロック有り、
アコースティックでありながらもチカラ強いサウンド有り、
といった感じになってます。

前作の内省的なアコースティックサウンドから
少しずつロック色が加わってきたことがうかがえるサウンドです。

「眩惑された魂」ではブルース的な雰囲気が感じられます。
この盤の中では一番激しい曲です。

「ヘルミオーネへの手紙」では
実際に付き合っていた彼女のことを歌っているので
さすがに内省的なサウンドとなってますが
ボウイならではのエレガントさも感じられる曲だと思います♪

「ジャニーヌ」は個人的にすごく好きな曲です。
とても心に染みるメロディですね☆彡

「神は知っている」はアコースティックのバラードナンバー。
とても心に染みるステキな曲です。
歌い出しからサビ前あたりの部分は
なんとなくビートルズに通じるような雰囲気を感じます。

そして「スペース・オディティ」。
ライナーノーツによるとこの曲はアポロ月面着陸予定直前の
69年7月11日に発売したそうです。(着陸は7月20日だったそうですw)

その後BBC放送がアポロ特番の際にこの曲を頻繁にオンエア。
そのことによって全英5位となり、ボウイ初のヒット曲となったそうです。

この曲は1stの頃も歌ってましたが元々アコースティックなサウンドでした。
レーベル移籍後、すぐにこの曲を再録し、
その名の通り(?)スペーシーな厚みのあるサウンドとなりました。

トム少佐が宇宙空間で孤立してしまうという曲ですが
この10年ほど後に発表したオチは・・・ちょっと生々しすぎるかも?(^^ゞ

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ちなみにこの盤は72年にRCAが権利を買い取った際に、
アルバム名を「Space Oddity」に、
ジャケットは下の↓ジャケに変更されたそうです。


99年再販のCDのジャケは一番上のサイケなオリジナルジャケでしたが
その後の再販モノはどうなってるんでしょうね。。。
サイケなオリジナルに戻ったってことなんでしょか?(^^ゞ