実は、これらの国にはまだ出かけていない。インドを最後に、躊躇していたが、前に
進むために、訪問願望を記載して、記事を進めることとした。
オスマントルコ帝国、ペルシャ帝国、チムール帝国などの歴史遺産、モンゴル(チン
ギスハン)の攻撃で崩壊したホラズム帝国の首都、サマルカンド、などの様子をこの目で
見てみたいが、コロナ禍の中、また政情不安な国があり、当面、近づけない。
博学な皆様に紹介するような内容では無いが、避けて通るわけにもいかないので、
歴史書やインターネット上から写真を借りて投稿し、これらの国々や歴史遺産を偲び
ながら、パスすることとしたい。訪問願望を記事とすることをお許し願う。
1.イスタンブール /トルコ
ボスポラス海峡を挟み、アジアとヨーロッパを結ぶこの地は東ローマ帝国の首都
(コンスタンチノープル)として栄え、その後、オスマントルコ帝国の首都(イスタンブール)
として栄えた。東ローマ帝国が持ち込んだキリスト教文化は、イスラム教(スンニ派)を信奉
するオスマントルコ帝国により、殆どがイスラム様式に変更されている。17世紀に強国と
なったオスマントルコ(スレイマン2世)はバルカン半島を制圧し、北上してウィーン包囲
を行い、ヨーロッパを震撼させた。
2.ペルシャ帝国 /イラン
帝国としてのペルシャは、アケメネス朝ペルシャ(BC550~BC330)とササン朝ペルシャ
(AC226~AC651)が有名である。アケメネス朝はマケドニアのアレクサンダー大王に
滅ぼされ、ササン朝は7世紀に台頭してきたイスラム勢力に敗れた。現在のイランの基礎
はサファビー朝のアッバース1世(1588~1629)が築いたといわれる。イランは現在イスラム
教シーア派の盟主となっている。都市遺跡としてはペルセポリス、イスファハーンの遺跡
が有名である。
3.サマルカンド /ウズベキスタン
シルクロードの要衝都市として栄え、ホラズム帝国(1077~1231)、チムール帝国(1370
~1507)の首都としても栄えた。ホラズム帝国はチンギスハーンの攻撃により瓦解した。
サマルカンドに現存する遺跡はチムール帝国時代の遺跡である。
稚拙な願望で、恐縮でした。
<参考> 次は、13.シンガポールです。https://blog.goo.ne.jp/ms_blog_trecking120/e/ff80ab75ae1549c53469e9b739a4f360