ツマグロヒョウモン ♀

2007-06-27 09:29:02 | 蝶と蛾
数年前から町内でも繁殖が確認されているタテハチョウの仲間のツマグロヒョウモン。
幼虫はスミレの葉っぱを食べて育つのだが、庭に植えられたパンジーなどはたちまち丸坊主にされるとか。

昨年の夏、家の近くで始めて撮影できたのだが、メスは静止してくれず見事に被写体ブレ。
オスは何とか撮れたのだが、他のヒョウモンチョウとさして変わらないような・・・
一般的に鳥はオスの方が立派な羽を持っていたり色合いがキレイなのが多いが、蝶は若干模様の違いや斑点の色違いはあるのだが見分けがつくほどの特徴がない種類が多い。
メスグロヒョウモンとこの蝶はオスとメスが同じ種類とは思えないほど実にハッキリしている。

もともとは暖かい地方の蝶で、埼玉では見ることが出来なかった。
地球の温暖化が原因という説もあるのだが、ヒートアイランドで都市が暖かくなったということで越冬できるようになったのではないかとも考えられる。
って、ウチの町はヒートアイランドとは縁が無いような純田舎なんだけど・・・
やはり温暖化なんでしょうか?