ナナフシ

2009-08-08 07:20:18 | 
人によってはナナフシを珍しいというのだが、私的にはそうとは思わない。
毎年、必ずといっていいほど見かけるからだ。

わざわざ探しに行くわけではない。
ふと気がつくと目に付く所にジッとしてているのである。
それも、写真のように網戸だったり家の壁だったり・・・

成虫はコナラや桜など広葉樹の葉を食べるそうなので、林や森がお似合いなのだろうが、そういったところではお目にかかったためしが無い。
この枯れ枝にしか見えない擬態にすっかり騙されているのだろう。

なぜ私の家が好みなのか不思議である。

不思議といえばナナフシのある種は単為生殖という摩訶不思議な増え方をする。
両性生殖をする種でも環境が厳しくなると単為生殖に切り替わり子孫を残そうとするのだとか。
つまりオスがいなくてもタマゴを生んで増える???

男の沽券に関わるけしからん生き物!!
と息巻いたところで端から男を当てにしていないのでは負け犬の遠吠えにしか過ぎないのだが・・・


ナナフシは日本では12種ほどいるようだ。