六月の終わり頃、叔父が家庭菜園にたくさん苗が出来たからと野菜の苗を持ってきてくれた。
その時の話では「名前は忘れたけど辛味のない大きな唐辛子」ということだった。
父が畑の隅に植えて実が付いたのだが・・・
10cmちかくある大きな実になった。
ちょっと見には大きなシシトウ。
手ごろなのを幾つか採って来たのだが、「どうしようか?」と悩んだのが料理をする役の女房殿。
辛味が少ないという振れ込みだが「唐辛子」は「唐辛子」。
シシトウですら「当たり(辛くないはずのシシトウが辛いことをそう呼ぶ)」があることもあるのだから・・・
悩んだ挙句、毒見役を立てることに。
問題は毒見を誰がするか。
女房の視線の先には・・・
私しかいない
ココで引き下がっては男の沽券に関わる。
(実は、男の沽券などはとうの昔にゴミ箱に捨てたのだが・・・)
小指の爪ほどに小さく切ってトースターで焼いてみた。
恐る恐る口に入れてみたが、香りはシシトウ。
噛み潰してみたが辛味も感じないし食感もシシトウそのもの。
とりあえず野菜炒めで食べてみたがシシトウの大きなヤツだなという結論に。
後日、生協のチラシを見ていた女房が「これじゃないの?」と見せてくれたのが京野菜の「万願寺とうがらし」
ググって見ると、大正期の京都で「伏見とうがらし」と「カルフォルニア・ワンダー」の交雑主として誕生した肉厚で辛味のない種類だとか。
普通の辛いトウガラシのそばに植えると交雑して辛い実がつくこともあるという。
緑色のまま食べたが、熟すと赤くなるようでその状態でも美味しいようだ。
その時の話では「名前は忘れたけど辛味のない大きな唐辛子」ということだった。
父が畑の隅に植えて実が付いたのだが・・・
10cmちかくある大きな実になった。
ちょっと見には大きなシシトウ。
手ごろなのを幾つか採って来たのだが、「どうしようか?」と悩んだのが料理をする役の女房殿。
辛味が少ないという振れ込みだが「唐辛子」は「唐辛子」。
シシトウですら「当たり(辛くないはずのシシトウが辛いことをそう呼ぶ)」があることもあるのだから・・・
悩んだ挙句、毒見役を立てることに。
問題は毒見を誰がするか。
女房の視線の先には・・・
私しかいない
ココで引き下がっては男の沽券に関わる。
(実は、男の沽券などはとうの昔にゴミ箱に捨てたのだが・・・)
小指の爪ほどに小さく切ってトースターで焼いてみた。
恐る恐る口に入れてみたが、香りはシシトウ。
噛み潰してみたが辛味も感じないし食感もシシトウそのもの。
とりあえず野菜炒めで食べてみたがシシトウの大きなヤツだなという結論に。
後日、生協のチラシを見ていた女房が「これじゃないの?」と見せてくれたのが京野菜の「万願寺とうがらし」
ググって見ると、大正期の京都で「伏見とうがらし」と「カルフォルニア・ワンダー」の交雑主として誕生した肉厚で辛味のない種類だとか。
普通の辛いトウガラシのそばに植えると交雑して辛い実がつくこともあるという。
緑色のまま食べたが、熟すと赤くなるようでその状態でも美味しいようだ。