タンボの話 その4

2007-06-09 19:24:05 | 里山
休日ということで朝からタンボに出かけて稲の捕植。
休日まで働くとは我ながら働き者だと(笑)
もしこのままタンボに突っ伏して絶命したら、よもや「あいつは怠け者だった」などという陰口を叩かれずに済むだろう・・・
などと下らぬ事を考えつつ粛々と苗を足していく。

水を張ってからすでに三週間。
田んぼの中にはすでに小さなオタマジャクシ(たぶんアマガエル)が泳ぎ、ホウネンエビも透明な体で泳ぎ回っている。
でかいオタマジャクシが!!
と思ったら違った。
カブトエビだった。
一昨年、近所のタンボで始めてみたがわが家の田んぼにはいなかった。
捕まえてはみたが泥だらけの格好ではカメラを取りに行くのもままならずそのまま無罪放免。
無罪放免って、カブトエビになんの罪があるじゃなし(笑)
捕植しながらふと見るとエビの抜け殻のような感じのモノが。
よく見ると二つに割れた尻尾があった。
どうやらカブトエビの抜け殻のようだ。
注意してみるとあちこちにある。
こいつはかなりの数がいるに違いない。

田植終了後に撮影すべくカメラを持ち出したが、泥水の中ではカブトエビもよく写らない・・・
しかたがない、水面に浮いていた抜け殻でお茶を濁すか・・・
濁ってたのはタンボの水か(爆)



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肩すかし?

2007-06-08 22:51:36 | 
今日も見に行ってきたが、20匹ほどと例年に比べてさほど増えていない・・・
ちょうど居合わせた町内各地を観察している人の話ではどこも平年より少ないとか。
今年は肩すかしか?
それともチョッと遅れてるだけ??

家の近くの葦の中に一匹だけ光っていたのでカメラを持ち出したけどお腹しか見せてくれない。
昨年みたいな乱舞の写真ははたして・・・
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2007-06-07 18:30:29 | Weblog
あらかじめお断りしておきますが、食べ物の話であって俳優の小栗旬の話ではありません。
とはいえ、飲み会の席でコンパニオン嬢が小栗旬のファンだったという話題もあったりはするのですが、BLOGでは書けない話だったりして

その気になれば真冬でもスイカやメロンが食べられる時代でも旬の果物はやはり格別。
オフ会の話題に登場するエコさんはイチゴ農家で、クリスマス前から五月半ばごろまでの半年間は朝早くから夜遅くまでイチゴ漬け。
それでいて立派に道草も喰ってるご様子でなかなかタフなお方だと感心している。
わが家には露地植えのイチゴがあって今が収穫の真っ最中。
別にイチゴ農家でもなく家庭菜園なのではあるが、そこはそれ、兼業農家ということで畑だけは自家消費分では使いきれないほどの面積がある。
もういつ植えたのかもしれない数世代を経た株で種類も分からないし、
たまに草をむしってやる程度の手入れしかしていない半野生状態。
しかしながら、市販のイチゴに比べたらかなり酸味が強いが完熟で採るので意外と甘味もあったりする。
朝のうちに採らなくてはならないので必然的に父の仕事。
ここ連日バレーボールを半切りにした位のカゴに一杯採って来る。
「こんなのは採らなくもいいよ~」
と言うぐらい小さいのや虫食いまでシッカリと採ってくる。
家族全員イチゴ好きではあるがとても生食しきれる量ではない。
そこで、妻の出番。
ジャムの空き瓶を総動員してイチゴジャム作りに汗を流すのでありました。
といっても電子レンジでやるのでさほど汗もかかないようで痩せもしない
自家製ジャムゆえ日持ちも期待できないのでせっせと食べるのだがそれでも追いつかない。
結局、十数瓶は毎年親戚知人へプレゼントというか押し付けるというか

私が子どもの頃にはキュウリが採れるころには朝から晩までキュウリが食卓に上り、
ナスが採れればナスばかり(もっともキュウリとナスは同時期だが)
ジャガイモ・サツマイモだとオヤツは連日そればかりだった。
父の世代も当然同じような食生活だったようだが八十五でも矍鑠としている。
食が満ち溢れた時代に生きられることは幸せだと思うが、はたして・・・
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タンボの話 その3

2007-06-02 21:57:01 | 里山
前回の日曜日で機械を使った田植は終えた。
しかし、機械植えではミスした部分や植えられない場所等の手直し(補植)がある。

今日も夜勤明けながら夕刻の二時間ほど田んぼに入ってきた。
適当でいいと割り切ってみても作業に取り掛かると百姓のDNAが(笑)

夜になると例のお楽しみが。
先日の日曜には一匹もいなかったがソロソロ出てるだろうと期待しつつ、
チョッと寒いぐらいなので上着をひっかけて出かけた。
いつもの場所に行くと一匹がお出迎え。
チョッと歩いていくともう一匹。

爆音を響かせた乗用車が田んぼの向こうに止まった。
どうやらカップルで見に来たようだ。

今日はこんなものかと帰りかけると知り合いが一人で歩いてきた。
「今年はまだこんなものかねぇ?」
「チョッと寒いからね。来週の半ばぐらいじゃないの?」
「ほらそこにも一匹」
「今日は三匹だね」

舗装してある所まで近付いたら軽トラが一台到着。
まだ小学生ぐらいの子を連れた男の人が歩いてきた。
結局15分ほどの間に自分も含めて見物人6人。
一人当たり0.5匹

田植の終わった田んぼにはアマガエルがケロケロと大合唱。
こいつらははたして何匹いるのか
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