オニグルミノキモンカミキリです。
綺麗です。
キモンカミキリです。
まあまあ綺麗です。
オニグルモノキモンカミキリの食樹は名前の通りオニグルミです。
ではキモンカミキリの食樹は?…なんとこれまたオニグルミ
同じ食樹なのに片方にだけオニグルミノなんてつけるのはヘンだ
しかも両者、斑紋のパターンが酷似していて大きさ、見られる時期までかぶるときた。
こうも似ていると同種なんじゃないかななんて考えが出てくる。
でも見た目やちょっとした生態で判断できないのが虫の世界。
ただ同じ種なんじゃないかと疑う前に根本的なこのことを棚上げにしてはいけない。
確かにいつもよく通う土場では今までキモンカミキリしか見たことないし、オニグルミの木で両者が同時に捕れることも少ない。
これは決定的な生態の違いで、ここからでもいろいろ好む木の具合だとか違いが表れてくる。
極め付けは両者をどらちだろうと同定の上でも悩むような種ではない。
同種説に肯定的な意見を考えると同種ではないのかと思えてくる。
だが否定的な意見を少しのべただけで、もう同種とは完全に信じられなくなる。
広い視野で物事を考えなければ偏った考えのままになってしまう例。
だたこの事柄の場合、確実に別種として扱われているので写真だけの素人がいくらその場でどうこういったところで信憑性は得られない…
ということでオニグルミノキモンカミキリ初採集です
7月8日にオニグルミの木のスウィーピングで入りました。
狙ってはいないものの今まで見てみたい種だったのでうれしい収穫です。
1頭見つかったら他にも数頭みつかるようなカミキリムシだと思っていたが入ったのはこの1頭のみ。
でも完品なので文句なしです。