北の森での散策日記

北海道の昆虫(主に蛾・ゴミムシ・カメムシ・ハナアブなどなど)が好きで、冬は鳥や動物を撮影しています。旧ブログ名「自世界」

冬の都市鳥

2012年12月25日 | 冬の散策日記
今年はギンザンマシコの当たり年らしく、街路樹のナナカマドで目撃例が多い。
なんでも今年は高山のハイマツの実が不作で平地に降りてきているという。
じゃあ近所でも見られるのかな~なんて考えていたけど目標が高すぎる。
とにかく未見のハチジョウツグミや、綺麗な写真のないツグミでも撮れたらいいな~くらいの目標で近所の市街地のナナカマドで鳥を探した。(12月23日 札幌市厚別区)


スズメ
いままでで一番いい出来のスズメの写真。というのもまともに写そうと思ったの自体初めてなのだ
体を膨らませて寒さ無耐える姿は健気でいてかわいい。



どこでも多いお馴染みのハシボソガラス
でも今日はあまり見なかったさあ、なぜだろう



今日のメインのツグミ
個体数がかなり多く、見たければすぐに見れる。

ツグミの止まっているナナカマドの下を、顔を下を向いたまま通ると逃げない。
しかし上を向いて木を見て歩くと逃げる。
視線をそらしながら近づき撮影しようとカメラを向けると…逃げる。
カメラを向けるときの動きに反応したのかもしれない。
というのも、ツグミなどの野鳥は遠近感がないのでまっすぐな動きをしたら気付かれにくく、横に動くとすぐに気付くからだ。

そして撮れたとしてもツグミ撮影のときはよく逆行もなってしまってうまくいかないケースも多い。

ということで苦労の末撮ったのがこの一枚。

ツグミの撮影に苦労するとは予想外だった



ヒヨドリ
ツグミほどでもないが数が多く、こちらは一年中馴染みの鳥。
この鳥もナナカマドが好物。



シメも少なからず来ています。
ナナカマドの木には行かず、このマメの生る木で丈夫な嘴を使いマメを食べていました。



ヤマガラが桜の木でヒマワリの種をくわえたままじっとしていた。
なに考えているのだろうか?全然動こうとしない。
ヤマガラはどうやらナナカマドには来ないようだ。



シロハラゴジュウカラは木の多い都市公園に多かった。
この鳥もナナカマドにはほとんど来ない。
都市ということで人なれしているのか警戒心がやけに薄く、僕の鳥との距離がいつもより近かった
この写真はノートリです。


都市にいる都市鳥は森の鳥みたいに忙しそうにしておらず、マイペースだった。
そんな中、結局ハチジョウツグミは見られなかった。
ツグミは沢山いたので今後も機会があればまた探そうと思います。

今日は「晴れの日だから」いつもより撮影がうまくいった。
もしも曇りだったら今日の写真の背景がすべて白に…なんて悲惨で考えたくもない
曇りの日は観察にはさほど問題はないが、撮影となると大問題で、現に背景が白くて被写体が目立たなかったり白とびしたりした悲惨な写真を今まで沢山撮っている。
その点、「晴れの日」はありがたく、晴れているだけで僕は外へ出たくなるのだ
コメント
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