北の森での散策日記

北海道の昆虫(主に蛾・ゴミムシ・カメムシ・ハナアブなどなど)が好きで、冬は鳥や動物を撮影しています。旧ブログ名「自世界」

いろいろなものに寄生され死んだ虫たち

2010年03月11日 | 昆虫の飼育やお話など
虫でも病気になる、そして他の虫が体に直接卵を産みつけたりカビが直接生えてくることもあり、僕は見たことな
いが冬虫夏草が生えることもある。

僕はそのようなことに関しては無知だが、今日はそんなかわいそうな虫たちを紹介する。
グロテスクな写真が多いのでいやな人はこの記事をとばして下さい。


菌に侵されたミカドフキバッタ
2009年9月21日 清田区 ふれあいの森にて
ミカドフキバッタは寄昆虫病原性糸状菌というカビの仲間の微生物に寄生されていた。
この菌は胞子をより広く飛ばすためバッタを高いところまで上らせるそうです。
すごい能力ですね。



菌に侵されたハネナガフキバッタ  
共に2009年8月4日 千歳市
写真1
                     
写真2
この2匹もミカドフキバッタと同じ菌で死んだのだろうか、どちらも高いところで死んでいました。



菌に侵されたクギヌキハサミムシ
2009年9月27日 清田区
このクギヌキハサミムシは木の低いところにくっついてい死んでいた。



寄生バチにやられたと思われるアブラムシの一種
2009年5月23日 厚別区
動かないなと思ってよって見ると下に繭がある、こんな小さな虫に寄生する種がいるとは思わなかった。いったい
どんなに小さなハチだろう。
拡大するとわかりやすいです。



菌に侵されたガガンボの一種
2009年7月10日 厚別区
灯火を周っていたら発見、低いところで死んでいた。



葉の上で菌に侵され死んでいるハエの一種
2009年6月20日 厚別区
こちらは偶然だろうか、草のてっぺんで死んでいる。
でもこのハエには白いものが出ていない。
ただの死骸にしては不自然なところで死んでいるのでやはり菌のしわざだと思う。



ハチに寄生されたと思われるオオモンシロチョウの蛹
注意:右が通常のもの左が寄生されたもの
2008年10月12日 厚別区
この繭は比較的よく見る。
穴が2つあるのはなぜだろう?



菌にやられた毛虫
2009年9月15日 厚別区
菌はだいたいが白いもので、この毛虫はたくさん出ている。
悲惨です。


以上です。
気持ち悪いと思う人が多いと思うので、あえて写真は大々的には出しませんでした。
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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (バルキング)
2010-03-13 07:58:53
こんな事ってあるんですね、ビックリしました。


しかしマイマイさんって勉強家ですね!偉いっすね(^O^)/
返信する
Unknown (マイマイ)
2010-03-13 11:41:22
中には珍しいものもあればいいけど…

もっと虫に詳しくなりたい!!
返信する

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