君が代問題についてはとうとう最高裁で決着がついたようだ。
これについて「教えて!goo」で私を含めて40人もの回答でを賑わした「靖国問題、日の丸・君が代問題について」の議論を思い出した。
「教えて!goo」
ここでその中の日の丸・君が代について主な意見を紹介する。
A:日の丸は国旗、君が代は国歌です。どこの国にもあるでしょう?別に何も問題ありません。
ただ、これらに対して、いちいち問題を掘り起こしこじつけて問題にしようとしている人々がいるのです。
B:日の丸はただのシンボルマークです。それだけの事です。
C:日の丸問題も君が代問題もインネンなのですから、「論点」などは無いのです。ケジメなんて言ってる人もいますが、戦争にケジメを付けた例のほうが少ないという国際関係における常識を知らないようですね。
D:日本が一つの国として、様々な価値観の中から選択しなければならない国家のポリシーというものをあえて示してこなかったということに原因があります。
E:戦争経験者は日の丸・君が代を否定するに違いない…それはサヨクの妄想であり、理想でしかないのではないか。
F:戦争の時代の国旗が日の丸だったからといって、それがどうしたというのだ?日の丸をやめることが平和に繋がるという考え方は、平和というものをナメているということだ。国旗のデザインが変われば日本人は戦争をしなくなるとでも言うのだろうか。
G:国旗や国家を変えて平和を得ることができれば、平和なんてチョロいもんです。でも、平和なんてそんなもんじゃないでしょう…。
H:「日の丸」はやはり日本に侵略された国にとっては屈辱の象徴のようです。戦時中,日本の同盟国だったドイツとイタリアは敗戦後,回りの国への配慮,過去の反省から新しい国旗に替えています。
(一部変えただけだという意見もある)
I:日の丸・君が代問題はそれを法律で国が国民に押し付けてよいのかという問題があると思います。いわゆる「愛国心」を国が国民に押し付けてよいのか、という問題ですね。
J:日の丸・君が代に対しては法律で強制することに疑問があります。
もちろん起立拒否のように意思表示レベルの話で、掲揚阻止や斉唱妨害は暴力として考えられます。掲揚や斉唱の強要も同様です。
K:日の丸は日本国旗であり、君が代は日本国歌です。いずれも、少なくとも私にとっては何の問題もありません。
L:日の丸・君が代・・・国内問題。君が代を国歌とする事への抵抗が根本にあります。 この歌が明治時代に造られた時には、明確な意味を持った歌として歌われたものです。 この同じ歌を新憲法下にても歌わされる事への抵抗感は多くの国民の中にあります。 個人的には、私は『君が代』は、歌いません。
M:日の丸・君が代・・・純粋な国内問題。日の丸・君が代の国による強要は、憲法19条の思想良心の自由に反する可能性があること。
N:日の丸は、第二次世界大戦時などに特攻隊などが「日の丸(日本)のために死ぬ」などあまりよい意味では使われていなっかたようです。
君が代も、もともとの意味は天皇家の繁栄を願った歌です。
O:日の丸は戦争のときに使用された国旗、君が代は戦争時代に天皇賛美していた曲だから国歌に不適切というわけです。
私の回答:
「日の丸」「国家」ですが、これで軍国主義に戻るものだなど色々問題があると言うなら、これに対する代案を出すべきだと思います。
多分日の丸以上の良い案は出ないと思いますが、好きな案を出してはどうでしょうか。
特に「君が代」は"キーミーガァーヨーオーワー"なんて聞いただけでは何を言っているか判らない、音楽的にも、国語からみても、可笑しい歌だと思いますので、是非出して貰ったらどうでしょうか。
しかし、勘繰って見ますと、反対の声はいろいろあっても、代案の話は殆ど聞かないのは、反対している人達は、国旗や国歌がどんなものであっても、日本人に国旗を見せたり、国歌を歌わせたくないだけで、反対は彼らが口に出せない、全く別の意図があるとしか思えません。
日の丸、君が代について多くの意見があるのは民主主義国家として良いことだ。
ただ一つ、今回問題を起こしている教師達に老婆心ながらお願いしたいことがある。
1.日本は法治国家だから、国や自治体で決めたルールを守って貰いたい。
それを自分の信念で守れない時は、甘んじてそれなりの処罰を受けて貰いたい。
その態度が生徒に対して立派な教育になると思う。
まさか生徒達に国や自治体の規則が悪いからそれを守らない のだなんて言わないでしょうね。。
2.自分の信念を生徒に押しつけないで貰いたい。
それは明らかに教師の立場と、公の時間を利用した職務権限濫用行為だから。
もしどうしてもやりたいなら、校外、授業時間外にやるのは自由だ。
3.自分の信念で自分の職を賭しての行いはそれなりに立派だ。
その教師達のグループがその信念で戦っていると思う平和の為に、国家の平和だけでなく、学級の平和、いじめのない学校、もし余力があれば、社会の平和にも、その職を賭する実行力と信念をもって当たって貰いたい。
荒れ放題の学校、凶悪事件続出の社会で、戦争をしないだけの平和国家など、誰も望んで居ないのだから。
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