普通のおっさんの溜め息

戦前派から若い世代の人たちへの申し送りです。政治、社会、教育など批判だけでなく、「前向きの提案」も聞いて下さい。

不評の小沢民主党について

2007-03-11 23:03:13 | 民主党

昨日は安倍内閣改造の勧めについて書いたので、今日は小沢さんが率いる民主党について書いてみる。

念のためにブログの小沢、民主党で検索した20件について調べて見ると、民主党や小沢さんへの批判がましいもの15件、支持するもの2件、その他3件で、明らかに小沢さんや民主党の人気が落ちているようだ。

その原因は、ブログ上での意見と、その理由を考えてみた。

1.民主党の審議拒否に類する議会運営の拙さ。
2.従軍慰安婦発言で小沢さんが日本に不利になるような発言をした。
民主党は、国民の審議拒否えの拒否反応に付いて判らず、うやむやの内に審議に戻って大きなマイナス点を稼いだ。

共産党ならいざ知らず、国の政権を担うべき、民主党の幹部である小沢さんや鳩山さんが、慰安婦問題で政府を攻撃するだけに気を取られて、日本に取って不利になる発言を公の場ですることに、多くの日本人が怒っているのに気がつかないのだ。

つまり、民主党または小沢さんがが、下々の国民の事を判って居ないのだ。  

3.小沢さんの資金管理団体が巨額の不動産取得費を事務所費に計上していた問題
4.政権の疑惑を追及できず、アンチ自民を吸収できないでいる。

政府のこの種の問題を追求するには、自身の党内の問題をクリーンにし、且つそうするシステムを確立して、行うべきだ。

特に北朝鮮系の団体からの献金問題で、インターネットを賑わし、民主党の支持率を下げていることに気付くべきだ。、

5.国民投票法案に対する小沢さんの消極的な発言
6.小沢さんが、「非自民」というだけで、日本がもっと良くなるという政策が見えて来ない。
小沢さんが、自民党との対決色を鮮明にする政策は良いが、憲法改正の党の方針なのに、そのために必要な国民投票法案に、慎重姿勢を示していては、民主党が言う憲法改正はまやかしかなと言う感じ、さらに進んでは、民主党自体がまやかしではないかと感じさせてしまう。

これは、小沢さんの趣旨に反する方向に進んでいることを気がつくべきだ。
民主党はその政策や目標とする将来の日本の姿を明らかにすべきだ。


<<自民党の対決姿勢について>>
<対決対姿勢の出し方>
自民党の方ではなくて最大のお客さんである、国民の方を頭にもいれて置くこと。
例:審議拒否で国民から総スカンを食ったこと。
共産党の真似をして、首長選挙へ無理やりに候補者をださうとしていること。
県民や市民が欲しているのは、民主党の首長でなくて、県や市のために最適の人だ。
慰安婦問題の発言のように、国益を無視した発言。
自党の主張と矛盾する、自民党反対のための反対発言などなど。

<自民党と民主党の違いを具体的にはっきり出す>
私の考えだが例えば、
1.自民党→小さな政府(実際は掛け声だけ)
  民主党→企業などの暴走、社会崩壊を防止できるていどの中程度の政府
2.自民党→アメリカ型の市場経済主義
  民主党→日本型の市場経済主義
(1)日本型の会社組織
  会社は株主だけでなく、従業員、経営者、社会のための物。
(2)資金だけにもの言わせる、会社の買収などへ制限
3.自民党→格差社会を認めるがカムバック出来るシステムを模索
  民主党→同一労働、同一賃金、頑張ったものか、報われる社会
4.自民党→支持基盤は企業と農民
  民主党→支持基盤は国民

<自民党と民主党の違いがないもの>

例えば、憲法改正、教育改革などには、反対のための反対でなく、よりよい対案を出すなど前向きの対応をする。
この際、次期政権を狙う政党としては難しい対応を迫られると思うが、その行動は何時も国民を意識しながら行う。

参照: 政党支持率の分析

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