<<清新とは遠い安倍内閣>>
私は1月12日のブログで安倍内閣支持率低下の原因として内閣の中に、組閣名簿中の首を傾げるような人が混じっていたことをその原因の一つに上げた。
安倍内閣支持率低下の原因
その例として、
小泉内閣の金融担当大臣でマスコミから散々叩かれ遂に更迭された厚生労働大臣の柳沢さん や、典型的な建設族・農林族としてマスコミを騒がした農林水産大臣の松岡さん などが選ばれた。
と書いた。
そのもう一つの例として、
安倍さんの政策の目玉の、教育再生会議の審議に、文科省の意を受けたと思われる伊吹大臣が介入し、審議を混乱させ、最終報告案について、案は案であり文科省が実際の政策決定するのだと言うような、閣僚にあるまじき発言をした。
ことを書いた。
その後私が心配したように、上記3人に関する色々な問題が起こった。
安倍内閣の不祥事(Wikipedia)
例えば、
2007年1月10日、文部科学大臣伊吹文明の資金管理団体が、賃料のかからない議員会館を所在地にしているにかかわらず、多額の「事務所費」を支出したことを政治資金収支報告書に記載しており、その一部を交通費や飲食代などに流用していた疑惑が浮上した
2007年1月27日、島根県内で行なわれた自民党県議の後援会の集会にて、厚生労働大臣柳澤伯夫が、「15~50歳の女性の数は決まっている。
産む機械、装置の数は決まっているから、あとは一人頭でがんばってもらうしかない」などと、厚生労働省のトップという地位にいるにも関わらず「女性は子供を生む機械」という趣旨の発言をした。
農林水産大臣の松岡の資金管理団体「松岡利勝新世紀政経懇話会」が、賃料が発生しない議員会館に主たる事務所を置きながら、事務所費として2003年は2600万円超、2004、2005年は3100万円超、3300万円超と、極めて高額な支出を計上している。
その他、政府税制調査会の会長本間正明さんや、規制改革担当大臣の佐田玄一郎さんの辞任など、予測つかない問題は別として、私のような政治の素人でも、前記の3人のように、いずれ問題が出ると直ぐ予測出来るような人を何故閣内に入れたか判らない。
何よりも、清新を売り物にした安倍さんが、黴臭いような人達を何故閣内に入れたのだろう。
1.Wikipediaで「疑惑のデパート」と書かれた農林水産大臣松岡さん から今後どんなボロを出てくるか。
2.安倍さんの最重点の教育問題で、文科大臣の伊吹さん が、どのような官僚よりの発言をして、安倍さんの指導力不足をマスコミから突かれるのか。
3.少子化、ホワイトカラー・イグゼンプション、社会保険庁など、今の焦点となっている、柳沢さん が厚生労働大臣としてまたどんな失言が飛び出てくるのか判らない。
柳沢さんがコメントする放送を見るたびに、また失言をするのではないかと期待したり、はらはらとして見ているのは私だけではないだろう。
<<今後の展開と安倍さんへ期待>>
何度も同じことを言うが、無党派を自認する私としては、国の為に是非政権交代があって欲しいと、思っているので、この様な人事面で安倍内閣の支持率が落ち、民主党が勝って欲しいと思う。
然し、不人気の小沢さんのを率いる民主党が次期の参院選で勝つ可能性が可なり少なくなっている気配だ。
だから次善の願いとして、自民党がもっとしっかりして貰いたいと思っている。
その為にに、予算成立以後でもいつでも良いが、内閣改造を行って、安倍さんらしい内閣 改造をして貰って体制を建て直し、難問だらけの拉致問題、教育問題、少子化、格差是正など、小泉さんがし残した問題解決に、後顧の憂いなく本腰で取り組んで貰いたいものだ。
その時は、前にも書いたが、安倍内閣の清新さを失わないような人材の入閣 とともに、是非安倍さんの相談相手になり、且つ一部権限の移譲できるような、実力者を是非内閣にも入れて貰いたい。
私は人気のある麻生さんに副首相的な役割は果たして貰うか、党内事情が許せば、腹の坐った平沼さん が良いと思うのだが。
安倍内閣支持率向上策
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