普通のおっさんの溜め息

戦前派から若い世代の人たちへの申し送りです。政治、社会、教育など批判だけでなく、「前向きの提案」も聞いて下さい。

昔流に子供を育てよう

2007-03-03 22:34:39 | 教育問題

昨日の民放で、家族間のコミュニケーションが良い家庭の子供程、有名校への進学率が高いと言う、興味ある放送があった。

これも「あるある大事典」の例もありどれだけの信頼性があるか判らず、子供の性格にもよることとは思うが、考えさせれるところもあるようだ。

この事から、前にも書いたが、子供の育て方についてもう一度考えて見た。
下記とダブルところや一部内容の違うところもあるが、ご了承願いたい。
 良い子の育て方

<<子供の処遇>>
下記の様に子供の年齢に応じて意識的に差を付ける。

1.個室(ただ寝るだけで、何も置けない子供部屋は除く)
中学生まで:個室は与えない。
高校生:個室(但しドアなし)のを与えても良い
それ以上:ドア付きの個室

2.パソコン、インターネット

中学生まで:居間で親と共有のパソコン使用
(親がパソコンを持って居ない時で、子供の要求があれば、新規に購入し親も使う。使い方は子供に習う。管理は親が行う。)
高校生:余裕があれば居間での占有パソコン
それ以上:制限無し

3.携帯電話
高校生まで:通話専用
それ以上:制限無し

<<基本的な考え方>>
1.家計に余裕分は、子供の教育費のための貯金に当てる。
それを、子供に納得させ、贅沢をさせない。
子供に我慢することを教える。

2.高校生までは個人のプライバシーより家族間のコミュニケーションに重点を置く。
子供を密閉空間に置かない。
いじめなどあった時に、自分の世界に閉じこもらせない環境をつくる。
つまり、家族、皆といつも居間にいて、自然と話せる環境にする。
子供にいつも家族がいるという気持ちを持たせる。

3.学業以外の有害な情報から遮断する。
小さい時から覚えなくても、インターネット、携帯の操作など、僅かの練習で直ぐ上手くなる。

4.読書の習慣をつけさせる。
この為に有用な本は十分に与える。
国語力は全ての学科の基礎。
暗記力が一番強い時期に多くのことを読ませないのは損。

5.夕食後のテレビは時間を決めて、家族一緒で見る。
それについての感想や意見の交換をする。

その時いつも「何故」と考える習慣を持たせ、好奇心を持つように仕向ける。

子供が勉強している時
は、親も遠慮をする。親自身も自分の仕事や勉強の時間を持つ
親が見たいからと言う理由で、子供を個室に追いやらない。
それ以外で見たいものは録画して、子供が寝た後に見る。

6.塾の問題
中学校までは、学校で習っている範囲のことで、塾にはやらない。

学校で習うことに対して好奇心を失わせる。
好奇心を持って授業を聞くことで授業が面白くなり、集中力が高まる。
好奇心を持って習ったことは忘れない。

7.出来るだけ2人以上の子供を産み育てて、家の中に子供社会を作ってやる。
子供が自然と社会生活のルールや自治に慣れてくる。

8.社会生活をスムーズにするしつけを行う。
小学校まで:人間として半人前にもならないと思って躾ける。
  軽い体罰も避けない。
中学校まで:半人前の扱い。
  体罰より言って聞かせる。
高校:一人前に扱う。

9.躾けの目標
(1)素直な子(少なくとも中学校まで)
素直な子と、個性や我が儘が強すぎる子との学習能率は格段に違う。
(2)規則や規律を重んじる子
(3)思いやりのある子
(4)高校生になってから、個性を伸ばすように仕向ける。

<<中学校までの、子供の勉強の応援>>
(1)居間の適当なところに子供の机を置く。
親の眼が届いているので、子供はさぼれない。
個室での勉強は、単調になり眠くなる。

(2)子供の求めに応じて、親がなんらかの形で応援、指導してやる。
逆に子供はなんらかの形で親を利用する。
(以上民放で放送していた例)

(3)逆に親が知らぬところは、子供に質問してやる。
教えることは、子供に自信をもたせ、教える子供自身がその内容を理解し、記憶を確かにする道だ。

(4)とにかく褒めてやる。

(5)丸暗記でなく、いつも 「何故」と考える習慣を持たせ、好奇心を持たせるように仕向ける。

(6)予習より復習優先
特に出来る子は、予習で授業中の新しいものへの好奇心をなくす。
予習をする必要があるのは、進度が後れた生徒だけ

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