<<非生産的な国会運営>>
松岡さんが議員開館に置いた事務所の光熱費の問題で盛り上がっている所で、追求する側の民主党の中井洽衆院議員が3年間で1000万円超の光熱費を政治資金収支報告書に計上していた問題が持ち上がって、益々面白い展開になってきた。
然し、考えて見れば、いや考えなくても判ることだが、国会は政策を討議する場所だ。
拉致問題、少子化、教育改革、800兆の借金、社会格差など問題山積み国会がこんなくだらぬ事で時間を潰す余裕は無いはずだ。
<<事務所経費問題解決の方法>>
これが普通の社会ならこのような問題の解決など、たやすいことだ。
演説は上手くても、経理はさっぱりな候補者がいても、自民や民主のような大きな党なら、経理に詳しい人を置いて、候補者が報告を提出する前に、チェックすれば松岡さんや中井さんのような、おかしな報告は事前に修正出来る筈だ。
そのような簡単なことが出来ないのは、門外漢には想像するしかないが、世間に知られたく無いことがあって、予算のつけ回しをしてるのかも知れない。
国会議員に言わせれば、それどころか、ことによると党内の人にも知られては困るもの、何かドロドロしたものがあるのかも知れない。
従って、事務所費、光熱水費など経常経費の内訳の報告を義務づけていない政治資金規正法の見直しも直ぐに行うべきだが、自民党などが私が想像した以外の理由もあるのだろうか、余り乗り気ではないようだ。
<今直ぐでも出来ること>
読売新聞の報道によれば、
読売新聞が、資金管理団体の主たる事務所を05年に議員会館に置く衆参両院議員167人について、03~05年の収支報告書を調べたところ、光熱水費を計上していたのは58人。1度でも年間100万円を超えたのは衆院8人、参院2人で、自民党8人、民主党1人、国民新党1人だった。合計額では松岡農相が計約1440万円と最多で、中井氏が2番目だった。
とある。
(3月14日 読売新聞)
つまり現行の法体制のもとでも、第三者にこれだけのおかしな事実が判ることを示している。
だから党内で、国会議員とその関係者以外の人が、異常に大きな経費を出した分だけでもチェックするだけで、問題の大半を未然に防止できるのではないだろうか。
自民党も民主党もこのようなマイナーな事で、大事な国会審議の時間を食いつぶすのは、本意ではないと思うが(いや本意かな?)党内の自浄作用で、この種の問題を片づけて貰いたい。
そしてより生産的な国会運営をして貰いものだ。
<<民主党に一言>>
このブログに何度か書き、都度、民主党にも投書してきたが、相も変わらず、政府攻撃のさいの脇の甘さが目立つようだ。
参院選で民主党が負けるかも
松岡さんを攻撃する前に何故、自党にも同じ問題がないか位調べて置かないのだ。
菅さんの「談合三兄弟」の大失敗の教訓が何故活かされないのだろうか。
Eメールのガセネタ問題の反省は、党首を小沢さんに代えただけだったのか。
民主党の皆さん、こんな甘っちょろい態勢で、次期政権を狙えると思います?
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