7月10日の読売新聞は
福田首相は9日午前、韓国の李明博(イミョンバク)大統領と北海道洞爺湖サミット会場のホテルで約15分間、立ち話をした。
日本の文部科学省が中学社会科の新学習指導要領の解説書に竹島を「我が国固有の領土」と明記する方針を固めたことについて、李大統領が韓国内の反発を説明、懸念を表明した。
首相は日本政府の検討状況について説明したという。
と報じている。
これについては島根県は竹島が「我が国固有の領土」であることを10年ごとに改定される学習指導要領への記載を国などに要望。
文科省は新指導要領への記載は見送るかわり、解説書に明記する方針を固めていたが、これに対して韓国が反発、政府内にも慎重論が出始めている。
そしてネット上では政府や直接の責任者の高村さんへの避難が集中している。
[私の意見]
解説書の内容
私は政府が竹島問題について解説書に入れる決めた以上、外国のクレームで方針を曲げないこと、そして解説はことのありのまま書けば良いと思う。
・竹島について日本、韓国とも領有権を主張して譲らない事。
・双方の主張の理由。
・日本が国際司法裁判所に付託することを韓国側に提案したが、韓国政府はこれを拒否していること、それに対する双方の言い分。
・竹島は現在韓国が実効支配しているがそれについて日本は抗議し続けている。
その内容の取捨選択や書き方に付いては検討の余地があるかも知れないが、これらは全て事実だし、韓国の立場も書いているので、韓国は文句のつけようがない筈だ。
そして授業でこのことについて生徒と教師の間で話し合う事は、生徒に日本と外国の関係を知り、自分で物事を考える訓練になると思う。
竹島問題の解決のために
話は逸れるが、私はいつまでもこの件でいがみ合うより、
・日韓両国が国際司法裁判所に付託し(もし韓国が拒否したらその事実を国際的にキャンペーンをする)、双方の主張を論議しあいいずれが勝ってもそれを認め合う
勿論日本はあらゆるデータと戦術を駆使して日本の主張を通すように頑張る。
・領土問題を棚上げにして、双方で利用し合う
のが、双方の利益や友好のためにも致し方なとことだし、紛争解決に武力を使えない今の日本では最良の解決方法だと思うのだが。
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