このたびの東日本大震災で被災された多くの皆様へ、謹んでお見舞い申し上げます。
大震災直後から、たくさんの支援を全国から賜りましたこと、職員一同心より感謝申し上げます。
また、私たちと共にあって、懸命に復興に取り組んでいらっしゃる関係者の方々に対しても厚く感謝申し上げます。
気仙沼ぽらんデイサービスの仮事業所への引っ越しが完了し、翌11日から無事に通常営業を行なうことができた。
H管理者へは当初1~2日間ほど臨時休業にして引っ越し作業に充てても構わないと提案したものの、年末に利用者様や家族様にご迷惑をおかけするのは申し訳ないので、というNPO法人なごみの管理者らしい責任感に基づいた申し出があり、それではと休業日の日曜日一日で強行することに決めた。
当日は僕も午前8時半から軽トラック持参で4往復付き合った。
仮事業所がすぐ近くなのはなにより幸いだった。
第1便はイスを15脚。
2便目はソファ3台。
3便目はダイニングテーブル3台。
最後はスチール書棚やつい立て、シェルフラックなど。
簡易ベッド5台はGHぽらん気仙沼から借りた車イス積載用キャラバンで、大量のリネン類はそれぞれ職員が運転する軽の活動車で運んだ。
積みながら、下しながら、無意識のうちに備品の数量をチェックし、頭に入れている自分がいた。
事業所の開設準備を大きなルーティンワークと捉えることによって、NPO法人なごみは同業他社が驚くスピードで急展開した。
それが一段落し、もう不要なはずなのに、こうしてやってしまう。
久しぶりに貪欲な自分が顔を出しているのが、我ながらおかしかった。