このたびの東日本大震災で被災された多くの皆様へ、謹んでお見舞い申し上げます。
大震災直後から、たくさんの支援を全国から賜りましたこと、職員一同心より感謝申し上げます。
また、私たちと共にあって、懸命に復興に取り組んでいらっしゃる関係者の方々に対しても厚く感謝申し上げます。
ドナ・リードはAクラスとBクラスの映画を行ったり来たりしながら(させられながら)も、最後はテレビシリーズ「ウチのママは世界一(ドナ・リード・ショー)」(1958年~66年)が大ヒットして、そのキャリアをいい形でゴールさせた稀有の女優だ。
フランク・キャプラ監督の「素晴らしき哉、人生!」(1946年)やジョン・フォードの「コレヒドール戦記」(1945年)、アカデミー助演女優賞に輝いた「地上より永遠に」(1953年)などで忘れられないヒロインを演じながら、その前後にはどうでもいい西部劇などにひょっこり出ていたりする。
初めて観た彼女の作品はたぶん、「雨の朝巴里に死す」(1954年)、F・S・フィッツジェラルドの傑作短編「バビロン再訪」を映像化した凡作だったと思う。
終戦の日、カフェで出会った米兵に惹かれるも、彼は自宅で引き合わせた妹(エリザベス・テイラー)に夢中になってしまう。そのほろ苦さこそが、この映画のあまり語られることの少ない見どころだ。
この軍服はブルックス・ブラザーズ社製ではない(ジョーク)
アカデミー授賞式で、フランク・シナトラと。
「コレヒドール戦記」。負傷し入院したジョン・ウエイン(右)と恋に落ちる野戦病院のナース役。
「素晴らしき哉、人生!」。こんな生き方ができたら。