ワンダフル・ワールド
歴史のことなんかあまり知らない
生物学なんかあまり知らない
科学の本のことなんかあまり知らない
専攻したフランス語のことなんかあまり知らない
でもね、きみを愛していることは知ってる
もしきみも僕を愛しているのなら
どんなに素敵な世界になるだろう
地理のことなんかあまり知らない
三角法なんかあまり知らない
代数学のことなんかあまり知らない
計算尺を何に使うのかも知らない
でもね、1+1が2だってことは知ってる
もしその1がきみだったなら
どんなに素敵な世界になるだろう
優等生にして欲しいなんて言わないけど
そうなろうと頑張ってはいる
ひょっとして優等生になれば
きみの愛を勝ち取れるかもしれないと思ってね
歴史
生物学
科学の本
専攻したフランス語
でもね、きみを愛していることは知ってる
もしきみも僕を愛しているのなら
どんなに素敵な世界になるだろう
きれいな夜空を見上げると、不思議とこの曲が思い出されます。
ソウルシンガー、サム・クックの代表作。
一見、スクールボーイの甘いラブソングのようですが、黒人のクックが1960年に歌っているところに、非常なアイロニーを感じます。