波風立男氏の生活と意見

老人暮らしのトキドキ絵日記

「孤独のメグル」

2017年01月31日 | 日記・エッセイ・コラム
風立男氏は一人で買い物に行く。「大根が170円、安い」、「紅鮭一切れ97円、米国産かよ」「どうやってこんな掻き揚げ作れるんだ?」、「家で食べている食パンは高い奴なんだな」なんて思いながら売り場を巡る。目的ある買い物は稀で、欲望にまかせた散歩。食材:オヤツ(果物含):雑貨=3:1:1を、何となく決めた上限金額で籠に入れる。
 
独のショッピング。ママヨさんのお供は還暦で卒業し自立への一歩なのである。TV『「孤独のグルメ』に即して言えば、「時間や社会に囚われず、幸福に購買欲を満たすとき、つかの間、彼は自分勝手になり、自由になる。誰にも邪魔されず、気を遣わずものを買うという孤高の行為。この行為こそが、現代人に平等に与えられた最高の癒し、と言えるのである」となる。「孤独のメグル」なのでなる。孤独=密かな楽しみ≠寂しい、なのだ。スーパーでなく、雑踏の市場を、活気ある商店街を歩きたいものだ。    
 
んな定義をすると、「孤独の・・・」同輩が店内のあちこちを徘徊じゃなく、巡っていて、彼らの脳内的つぶやきも聞こえる。魚や豆腐の売り場辺りに中年は佇む。「あのサバをどうするつもりだ?塩か、味噌か?自分でやるのか?」、「今日は湯豆腐かい、いいな」なんて想像する。反面、総菜や弁当の並ぶ辺りは何だか寂しい。そんな散歩だから、「そろそろ無くなるはず」と予算的に許容範囲の辛子やワサビや歯ブラシをやたらに買ってしまう。ママヨさんに叱られながら、波風立男氏は孤独≒自立の道を歩むのであある。さて今日は、鯛焼を絶対に忘れないようにしよう。
 

 
今朝の「卓上四季」にパブロ・カザルスの言葉  「怨念の解決は怨念でなく、理性・科学と自立する心である。怨念にとどまり反科学的にすぎないのであれば、大衆は操作され、愚民政策にひきこまれる」(「冥誕 加藤周一 追悼」から)で、トランプの悪政思う。これを「静観」という黙認の某国リーダー。「馬鹿な大将 敵より怖い」・・・マコトに。
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