波風立男氏の生活と意見

老人暮らしのトキドキ絵日記

東京散歩(その2)

2018年11月26日 | 日記・エッセイ・コラム

京2日目の午前、下北沢散歩。古着屋を回り店先に吊してあったリュック2つ買う。灰色はママヨさん、立男君は青緑色。両手自由になり地図検索たやすくなる。愛媛県のアンテナショップ、珈琲道具屋に寄る。小粒の蜜柑が美味い。街並みがほぼ縁日。小さなショップや店員の佇まいも若者の街・シモキタザワ。フーム。
 
        
 
後、電車で5分の駒場東大駅前下車。まず、東大駒場裏門で「東大裏口入学だ-い」と小さく笑い、奇妙な和人形が囲む賢そうな人が昼食を取る喫茶店で息整え、今回の目的の一つ「日本民芸館」に。手仕事の柔らかくてきりりとした感じ楽しむ。白磁の大壺、染色の布、木喰の仏。竹籠に生けられた草花も楽しい。骨格確かな建物、間合い絶妙な陳列空間、草に埋もれた道祖神や信楽の壺が気ままに並ぶ庭も嬉しい。白磁を大きく載せたポスター買う。
すぐ先の駒場公園まで歩き、二郎君推薦の加賀藩当主の旧前田家邸宅に。大広間に上がり「あれ置物だよね」と池の小魚狙う青鷺をしばらく見ていたら、細長い首がこくんと振り向き驚く。東京にこんなところも。隣の日本近代文学館めぐる。 新潮社元会長寄贈の資料(明治の名だたる文豪との書簡等)で、月刊誌『新潮45』休刊の歴史的背景を思う。昔、短編を一つだけ読んだ作家の『没後10年 小川国夫展』をやっていた。 
 
          
こからすぐの波風二郎君の家まで歩く。東京暮らしの良い人も悪い人も凄いなあと話す。笑う二郎君。夕食は天麩羅と蕎麦。会計後、握り飯を作って土産にくれる。おかか、梅、昆布から一つ。面白い。ホテルに戻ると万歩計14135歩。十分疲れた晴れの一日。
 

参考資料は、『東京散歩アルバム2』(11/27の公式裏ブログ)で 昨日『第4回 ほん/のおつきあい』。内容紹介は後日。やっぱりすごく面白かった 画像、坂本龍一風(1952年生の同じ歳)。波風氏はいつの間にかこんなに白くなっていた。
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