波風立男氏の生活と意見

老人暮らしのトキドキ絵日記

全国共通テストで直感力を試す

2022年01月24日 | 日記・エッセイ・コラム

大学共通テスト(1/15~1/16)の国語、昨年に続きやってみる。第1問、第2問は小説でそれぞれ36/50、38/50点で「まあこんなものだろう」という安心感湧く。第3問は古文でとほほの17/50点、第4問が漢文で25/50点。合計116点。昨年は149点(21.1.18ブログ記事『大学入学共通テスト』)だから33点も低い(涙)。今年の平均点108点(昨年117.5点)よりは少し高いが国語教えてご飯食べていたので悲しい。

 

やる理由は、衰えていく頭、続かない集中力、小さな活字読めない視力への挑戦だが、一番は「わからないことに対する直感力の判定」だ。古典が駄目なのは、「たぶんこういうことが書いてあるはず」という間違った予想(=直感)で「早く終わらせたい」と解いているから、正解見ても?で悔しくも無い。逆に、現代小説の方は例文の意味が分かるから楽。間違うと自分に腹が立つ。

こんなふうに思う。ある程度意味の分かることで正しい直感が働くのは7割、意味不明だと当てづっぽで2割前後。直感力は老人が生き続けられる武器だが、間違いを犯す最大の落とし穴でもある。テスト時間80分は、昨年120分かかり、今年は休み休みで200分ぐらい。集中力は間違いなく減退中。

 

今年来た年賀状に、数学のサークル作って楽しんでいるというのがあり何だか嬉しかった。3月の高校入試、5月の全国共通学力テスト(小6、中3)が続くが、情報処理を組み込んだ出問傾向が似通っていて小中高の国語の授業を想像する昭和世代の老人。テストで点数を取らせる『基礎学力』の実際どうなっているのかもだ。全ての子どもに「読み書き計算」の学力を身につけさせる授業時間は今あるのかなあ?


「やる必要はないからね」と宣言しているような活字の小ささ、弱視だった棟方志功氏の版画製作みたく新聞紙にへばりついて取り組む。拡大鏡は視線動かすので適さない 勝海舟談『氷川清話』読み、父親勝小吉の自伝『夢酔独言』買ってしまう。本整理し増やしてどうする(喝)  

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