今日、定期検診。2ヶ月に一度通院。体重聞かれ、「67㌔…ぐらいかな」とちょっと自信無げに答えたら体重計に連れて行かれた。77㌔あった。「嘘ついたらだめだよね」って言ったら、「適当なこと言ったらだめなんです」と言われた。
家に帰ってこの話をママヨさんと笑った。10㌔もさば読んでどうするのと言われていた時、何げなくポケットに手を突っ込んだら紙片があった。引っ張り出してチラッと横目で見てすぐ戻したら、「今何隠したの?」とママヨさんの鋭い一言。目ざとい、目ざとい。あの看護師さんと同じ目つき。あんまり良くない今日の血糖値結果だった。「隠してどうするの?」と言われた。
仕事柄、インフルエンザの予防接種もこの時期恒例だ。受付の事務の方から「先生、何歳でした?」の質問。「惜しいですね。65歳から無料なんですけど」の親切な一言。5歳、いや正確には6歳もまだ間があるのに「惜しい」は何だか変な言葉だなと思ったのと、あの体重自己申告の後だったから、「ロクジュウ…ムニャムニャ歳なんだけど」と冗談を言いたくなってムズムズしたが我慢した。言わないで良かった。先生が嘘を言ってはいけませんと言われるところだった。 打出小幸作品集に4作品UP 右袖入り口からどうぞ