昨日、波風立男君は、豚モモ肉(早く使わなければならない事情あり)のチャーシューと、新たな手打ちうどんづくりの修行。ママヨさんは、波風食堂従業員用制服(自分たち用ということ)のエプロン2着作成。オーダーにつき体型にジャストフイットで、スマホ収納ポケットや筆記具入れも。両者、朝から夕方まで熱中の一日。年に1度の勤労庶民の祭り前日にまっことふさわしい。
画像はメーデー前夜祭の晩餐『かけうどん+天麩羅』。麺・出汁・天麩羅の三大要素を新しい作り方で。(1)手間かける手打ち麺、(2)淡い色味なのに旨味と香りが濃厚にも関わらず超簡単調理の出汁、(2)うどんに見合った天麩羅(通常の天麩羅と異なる粘る衣を高温で。今回は卵、竹輪、レンコン、玉葱)に挑戦。青海苔散らした竹輪も良いが、何てたって半熟卵天が花丸。全国チェーンのウドン店で必ず食べていたのに最近全く見かけない。
前夜祭の食卓で。「『安倍も麻生もやめろー』じゃなくて、『安倍さんも麻生さんも辞めてくださーい』みたいに、敬語を使ったシュプレヒコールならデモも悪くないのになあ」とママヨさん。この発想、とても面白い。唱和した後、デモ外の人達もクスリと笑うのも一興。「あっちでもこっちでも女人禁制だとか男からのセクハラだとかー君たち全員が女から生まれてなぜ尊敬の念を持たないの、馬鹿じゃ無い?」もママヨさん。日本語の文法と言えない『山口メンバー』の話題をTVで見ながら、「俺(立男氏)がジャニーズだったら一緒に暮らしていたかなあ」なんてふざけていたら「そこでジャニーズを出す根性が嫌だね。女子高生の立場を考えなさい」とぴしゃり。失礼しました。
今回のレシピは、『dancyu』(2013.4月号「うどんの国 ニッポン!)から。いつか作ろう、と思いつつ5年も経った 退職時に「うどん屋でもやろうかな」といい加減な決意を、真面目さ香る話術で周辺をその気にさせてしまった罪深い立男君だが、店構えから手作り技法まで、その豊かで奥深い文化性に今頃感づく。あの時、「うどん」と口走ったのは実に言い得て妙だったかも。