本の裏表紙に著者の写真。すごく尊大な感じと、あえてそんな風に押し出している空気感に見入った。さてさて、この輪郭はどこかで見た・・・。そうだそうだ、波風君だ(笑)。顔つきは、波風君が激怒して、肩で息をしながら深呼吸し、コップ一杯の水を一気飲みしてたら、ママヨさんに「落ち着きましたか?」と声をかけてもらった時のよう(笑)。本人は全然わかっていないが、怒りまくった波風君はそれは凄い形相らしい。前に、「俺の顔はかわいい」と言ったら、「怖い顔以外のなにものでもありません」と先輩に言われたことがある。ママヨさんに言ったら、それはそうですよと念を押された(涙)。
読んでいたのは、筒井康隆著『老人の美学』。読み終わったら、このブログに感想を書きとめておきたい。忘れがたい言葉がいくつもある。83歳の作者による、今年10月発行の新著。この作家は、高校時代から知っていたがアクが強い気がして敬遠してきた。『老人の~』は、波風氏の日頃の問題意識にほぼ密着し、顔つきに似合わない庶民的な事例で作者の生き方、つまり「美学」が抑制した表現で展開し納得させる。顔の輪郭、でなく美学の輪郭に親近感を覚える。
公式裏ブログを『これだ!』で更新。昨日の『これは?』と対 今日は吹雪。夜になって止む。家の中で、読書とブログ記事書きと作業部屋の片付けする 「ないかくふ」は「ない かくす」と新聞に。面白いなあ。