(前回から続く)自分の身体をいたわったり、健康に気をつけるのは、女々しい奴、という気持ちが昔から波風氏にはある。数度の入院や手術もしたが、この非科学的な人生観は変わらなかった。年齢とともに、運命に逆らえない死を幾度か見知ったせいかもしれない。ママヨさんはその逆で、週一回の体操教室もせっせと通い、食事にも気をつけている。この1週間、波風氏を不思議な生き物を見るような目つきだったが、後半は「やっと気がつきましたか」という顔。
結論、死ぬまでの間は、痛くない身体でなければ人生はちっとも面白くない。健康とは、身体に痛いところがないことを言うんだね。
結論、死ぬまでの間は、痛くない身体でなければ人生はちっとも面白くない。健康とは、身体に痛いところがないことを言うんだね。
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こんなに身体のことを考えるのは久しぶり。いや、身体に気を使うのは。やってみると意外に面白い。あちこち触ったり、腕や足を抱いたり、手足を伸縮させるのも刺激的(笑)。「ああ自分は自分を愛している」なあんて思う(恥)。自分を抱きしめてまだ数日なのに、金縛り状態の身体が解(ほど)けて、歩き回ったり立ち上がったりするのが楽しい。ほぼ、赤ちゃんの成長の喜び。自分以外の誰かを愛したり抱いたりするよりずっと感動的(笑)。他人の感覚は分からなくても、自分の快感はわかる。確信をもって「愛は裏切らない」と言い切れる。世間の皆さんはとっくにわかっていることなんだろうなあ。金言をもう一丁、「人間はいつでも成長できる」(終わり)
画像は、昨日に続くドライフラワーの1枚で霞草(花言葉:清らかな心、無邪気)。昨日の吾亦紅は、もの思い、恋慕自家消費用のうどん作る。塩の量を間違え硬いうどんに。調理は科学だぜウサコさんちから、踵しっとりさせる足マスク、DVD「あん」(樹木希林さんと市原悦子さん出演)と「彼らが本気で編むときは」送ってくれた。うーむ、他人から愛されるのもいいなあ。霞草には「感謝」の花言葉も。