おっさん先生と愉快な仲間のぶろぐ

先生って楽しい仕事だと思い続けることができたしあわせな爺っさまのつぶやきです。

何のために

2012-01-11 15:16:37 | Weblog
教師も子どもも共に楽しめたときに
楽しい授業が成立すると思います。

人生の次のステップに進むためだけに
必要だと思われる知識を与えようとすると、
「何のために勉強しなくてはならないの」
という子どもたちの素朴な質問に、
答えられない場合があります。

あなたは何のために「教師になったのですか」
という問いに、採用試験対策の答えしか持っていないのなら
もう一度、自分自身に問い直す必要があると思います。

かつて宮沢賢治は教員をしていたときに
生徒に「何のために生きるか」という問いかけを
行ったそうです。
その時の賢治の答えは
「それを考え続けるために生きている」
というものでした。

話し合い深め合うことを「考える」というのなら
そんな時間をこの2年間で作っておいてください。

特に「今」を読み解く力がなければ 
過渡期であるこれからの教育現場を
乗り越えられるものではないようにも思われます。
コメント
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