お嫁に行った娘が置いて行った楽譜の中に、モーツァルトの「アヴェ・ヴェルム・コルプス」がありました。所属していた社会人合唱団で歌ったもののようで、あちこちに書き込みがあり、その内容が興味深いものです。響きの良いホールでこの音楽を聴くときには、文字通り天上の調べのように響きますが、家庭のステレオ装置や通勤のカーステレオでは、十全な響きを味わうことは難しいものです。
とは言いながら、やっぱりモーツァルトの晩年の音楽は素晴らしい。不十分は不十分なりに、美しい響きを楽しみ味わうことは可能です。K.618、アダージョ、2/2拍子、ニ長調。トン・コープマン指揮のアムステルダム・バロック管弦楽団および合唱団の演奏で、1994年12月、オランダのウードカルスベルにおけるエラートのデジタル録音です。CDは、WPCS-21144というもの。
添付のリーフレットの解説(武石みどり)によれば、自筆楽譜には「バーデン、1791年6月17日」という記載があるそうな。1791年といえばモーツァルトの没年にあたり、ピアノ協奏曲第27番、クラリネット協奏曲、弦楽五重奏曲第6番、「魔笛」「レクイエム」などの傑作群が誕生していた年です。なんという一年なのでしょう!
■トン・コープマン指揮アムステルダム・バロック管及び合唱団 3'46"
とは言いながら、やっぱりモーツァルトの晩年の音楽は素晴らしい。不十分は不十分なりに、美しい響きを楽しみ味わうことは可能です。K.618、アダージョ、2/2拍子、ニ長調。トン・コープマン指揮のアムステルダム・バロック管弦楽団および合唱団の演奏で、1994年12月、オランダのウードカルスベルにおけるエラートのデジタル録音です。CDは、WPCS-21144というもの。
添付のリーフレットの解説(武石みどり)によれば、自筆楽譜には「バーデン、1791年6月17日」という記載があるそうな。1791年といえばモーツァルトの没年にあたり、ピアノ協奏曲第27番、クラリネット協奏曲、弦楽五重奏曲第6番、「魔笛」「レクイエム」などの傑作群が誕生していた年です。なんという一年なのでしょう!
■トン・コープマン指揮アムステルダム・バロック管及び合唱団 3'46"