以前、1台のデスクトップパソコンで Windows95 と VineLinux1.1 の両方をインストールし、切り替えて使っていた時期がありました。ウィルス対策上、Linux でWEBを閲覧しメール等を受信し、Windows 上では MS-Works や Lotus SuperOffice 等で文書作成や表計算を行うなど、これはこれで便利でしたが、いちいち再起動するのが面倒になり、とうとう中古のデスクトップ機をもう一台用意しました。そうして片方は VineLinux2.1 を入れ、他方には Windows2000/Office2000Pro を入れて両方を起動し、パソコン切替器で必要な方を切り替えるという具合にして、机上には1組のディスプレイとマウスとキーボードだけがある、という使い方を始めました。これが便利で、PCを更新しても WindowsXP/7 のあたりまで、しばらくこのスタイルを通しました。
しかし、考えてみれば電気代がもったいない。リタイアして仕事を離れれば必ずしも Windows/Word/Excel/PowerPoint が必須ではなくなりましたので、今では Windows はリビングにデスクトップ機1台だけ確保し、書斎では Ubuntu Linux デスクトップ機1台でまかなっています。ところが過日、サブノート機 ThinkPad Edge E130 を Ubuntu Linux 化して運用をはじめましたので、リビングで Windows と Linux を並行して使う場面が出てきました。特に、なんだか添付ファイル付きの怪しいメールが届いた時など、いきなり Windows 環境で受信するのはどうも気が進まない。試しにほぼウィルス等の心配のない Linux で受信し開いてみるほうが安心です。
そんなわけで、昔のようにパソコン切替器があるといいなあと思い、某密林で探してデスクトップ1台とノートPC1台の計2台を1組のキーボードとマウスで共用できる製品を探し、注文しました。サンワサプライの製品です。届いたばかりで実際に試してみるのはこれからですが、2台のPCはそれぞれディスプレイを持っているという前提で、キーボードとマウスをUSBで共用するという形です。さてどんな使用感なのか、楽しみです。
在宅勤務が始まったころ、持ち帰った会社ノートPCと私物ノートPCとの切り替えに使っていたんです。
なぜかというと、そのころはサブモニタがなかったので、
・エクセルなどファイル操作は会社ノートPCで
・メールチェックやウェブサービスは私物ノートPCで、と並行して使うためでした。
それぞれを使えばいいじゃないか、と思われそうですが、キーボードもポインティングデバイスも外付けのじゃないと使いにくいので。
それならキーボードとマウスはワンセットにして切り替えを使ったほうが効率的ですからね。
ぼくが使っていた切り替え器はファイルコピーもできるタイプだったので重宝しました。
メールで送られてきたファイルを私物ノートPCから会社ノートPCへコピーできますから。
>今はもう使ってないけど... への返信
コメントありがとうございます。なるほど、在宅勤務の時に、職場用PCと自宅PCを併用する形の二台使用だったのですね。確かに、職場用PCでは利用上の制約もあり、意味があったと思います。私の場合は、単純に普段使いの Linux 環境とたまに使うことがある Windows 機を切り替えて使いたいというものでしたので、まあ、ほとんど道楽の範疇ですね(^o^)/
そういえば、Windows パソコンと並行して Android タブレットを使っていると、現実問題として異機種OS併用は実現されているのですね! 時代の変化だなあ…