電網郊外散歩道

本と音楽を片手に、電網郊外を散歩する風情で身辺の出来事を記録。退職後は果樹園農業と野菜作りにも取り組んでいます。

山響ニュースレターVol.10と定期会員継続特典DVDが届く

2021年08月10日 06時00分43秒 | -オーケストラ
1972年に東北地方では初めてのプロ・オーケストラとして誕生した、山響こと山形交響楽団から郵便物が届きました。中身は定期会員継続特典DVDと会報「山響ニュースレターVol.10」、それにチケットシステムの変更とWEB登録の案内、各種チラシなどです。このうち特典DVD「Special Thanks DVD」は、

    ■ L.v.ベートーヴェン  (2020/09/28)
  • 歌劇「フィデリオ」Op.42序曲  阪哲朗 指揮
  • 序曲「コリオラン」ハ短調 Op.62 阪哲朗 指揮
  • 劇音楽「エグモント」Op.84序曲 村川千秋 指揮
    ■ J.シュトラウスII世  (2021/02/26)
  • アンネン・ポルカ Op.117    阪哲朗 指揮
  • ウィーン気質 Op.354      阪哲朗 指揮
     管弦楽:山形交響楽団、やまぎん県民ホール(新県民会館)

というもので、新型コロナウィルス禍の中でオーケストラが苦しんだ、おそらくはクラシック音楽を演奏する意味を自問自答した頃から、ようやく聴衆の前で演奏できるようになった時期の真摯な演奏を収録したものです。



これは、簡易な PC-audio ではなく、メインのステレオ装置で、テレビ画像と共に再生するに限ります。妻に怒られそうな音量で再生しましたが、うーん、やっぱりいいなあ。故足達祥治さんがフルートを吹いている映像記録であると共に、山響の演奏が、やっぱりいいですね〜。



山響ニュースレターは、全団員及び新入団員の紹介と共に、来年度2022-2023シーズンに予定されている顔ぶれを紹介するものです。来年度は山響創立50周年の記念年ですので、特に興味深いものがあります。4月の第300回定期は、阪哲朗さん指揮でR.シュトラウスの歌劇「ばらの騎士」を抜粋で。これは楽しみです! そして6月の第301回はヴァイオリンの神尾真由子さんがゲスト、7月の第302回は指揮とヴァイオリンにドミトリー・シトコヴェツキさんを迎え、9月の第303回は鈴木秀美さんの指揮とスティーヴン・イッサーリスのチェロ、10月の第304回は原田慶太楼さんの指揮で阪田知樹さんのピアノ、11月の第305回は阪哲朗さん指揮、藤田真央さんのピアノ、翌年2月の第306回は川瀬賢太郎さん指揮、松田華音さんのピアノ、3月の第307回は飯森範親さんの指揮、堤剛さんのチェロというような具合。ベテランと新鋭が登場するプランで、実際に演奏予定の曲目がたいへん興味深いところです。正式決定は11月頃になるでしょうが、期待大です!



チケットシステムの登録は、本日8月10日からという案内でしたので、さっそく登録の予定。山響関連のいろいろなチケットの入手が便利になりそうで、ど田舎に在住の者にはたいへんありがたいところです。


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