先日、老母から依頼がありました。トイレの中にも手すりを取り付けてほしいとのことです。今年95歳の老母、歩行器を使って段差のない屋内の歩行はなんとかできるのですが、トイレで便座から立ち上がるときに、手すりがあると助かるのだそうです。足が弱ってくると、腕の力の助けを借りないと何かと不自由なのは確かでしょう。さっそくホームセンターで部材と金具を購入、木ねじでしっかりと固定できるように壁材の裏側の様子を確かめ、90cmの手すりを取り付けました。出来上がりは、まずは合格点をもらえたようで、感謝されました。
そういえば、我が家の場合、祖母が全盲だったために、居住部の改築時や母屋のリフォーム以前から、動線に沿って手すりを取り付けていましたし、亡父の晩年にも役立っていました(*1)。祖母や亡父のために設置した既存の手すりとリフォーム時に新たに取り付けてもらった手すり(*2)が、現在は老母のために役立っています。おそらくは、私たち夫婦があちこち不自由になったときに、こんどは自分たちに役立つことでしょう。そんな視点から見たときに、車イスでも入れるようにと広めに作ったトイレ内に手すりがなかったのは、たしかに盲点でした。こんどは死角のない形になれたでしょうか。
(*1): 老父母のために手すりをつける〜「電網郊外散歩道」2008年6月
(*2): リビングと玄関に再び絵を飾る〜「電網郊外散歩道」2016年7月
そういえば、我が家の場合、祖母が全盲だったために、居住部の改築時や母屋のリフォーム以前から、動線に沿って手すりを取り付けていましたし、亡父の晩年にも役立っていました(*1)。祖母や亡父のために設置した既存の手すりとリフォーム時に新たに取り付けてもらった手すり(*2)が、現在は老母のために役立っています。おそらくは、私たち夫婦があちこち不自由になったときに、こんどは自分たちに役立つことでしょう。そんな視点から見たときに、車イスでも入れるようにと広めに作ったトイレ内に手すりがなかったのは、たしかに盲点でした。こんどは死角のない形になれたでしょうか。
(*1): 老父母のために手すりをつける〜「電網郊外散歩道」2008年6月
(*2): リビングと玄関に再び絵を飾る〜「電網郊外散歩道」2016年7月
いずれ行く道。いずれ使うことになるでしょう。
うちも昇降機や歩行器、家中の手すり。
今は老眼鏡を使っています。
テレビで上皇ご夫妻の新居のトイレが公開されていましたけど、公共施設などにある多目的トイレと同じような作りでした。そんなお年になられたのですねぇ。