電網郊外散歩道

本と音楽を片手に、電網郊外を散歩する風情で身辺の出来事を記録。退職後は果樹園農業と野菜作りにも取り組んでいます。

老母の視力とボールペンの選択

2020年09月25日 06時01分45秒 | 手帳文具書斎
もうすぐ満93歳の老母の視力は、たんに老眼というだけでなく、白内障のせいもあるそうで、次第に見え方がぼんやりしてきているようです。先日、地元の小学生からもらった敬老ハガキの返事を書くのに、だいぶ難儀をしておりました。話を聞くと、毎日書いている日記も、油性インクの黒の 0.7mmですでに見えづらいのだとか。1.0mm の黒でなんとか、ということでした。
手元にあったもので、Bic の 1.0mm? の黒が見えるということで、それを使ってもらいましたが、なるほど、老眼だけでなく白内障という落とし穴があることに気づいたところです。



当方も、老眼年齢になってしばらくなりますので、文庫本は大きな活字の新装版を、作成する文書は11ポイントや12ポイントを標準に、筆記具も中字を主体にノートはA罫のものを使うようにしています。シャープペンシルも、以前はほぼ細字(0.5mm)のHBだったのに、今は1.0mmの2Bを愛用しています。淡く透明感のあるインクよりは、黒・紺・茶などコントラストの強い色のインクを好んで使うようになりました。

いずれも、くっきり、はっきり路線です。年齢とともに、加齢による老眼や白内障などの視覚障碍は避けられないとしたら、せめて筆記具の選択の仕方で、文字を読み取る力は保っていたいものです。少なくとも、0.28mm のボールペンが発売されても見向きもしないのは、明らかに目の問題が理由です。


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