志情(しなさき)の海へ

かなたとこなた、どこにいてもつながりあう21世紀!世界は劇場、この島も心も劇場!貴方も私も劇場の主人公!

”The Haunted Stage-The Theatre as Memory Machine ”by Marbvin Carlson

2013-09-15 11:45:44 | 書評
演劇と記憶に向き合った時とても示唆を受けた研究書です。あとで中身を少し紹介します。文化の記憶装置=劇場=演劇です。もちろんあらゆる劇芸術がその中に入りますね。沖縄の組踊、沖縄芝居、現代演劇、民俗芸能もまたそうですね。文化の記憶装置です。 . . . 本文を読む

「フィクションの中の記憶喪失」by小田中彰浩はスリリングな面白さ、記憶と物語、生存の秘密を明かす書※

2013-09-15 11:00:41 | 書評
『現代演劇の地層ーフランス不条理劇生成の基盤を探る』ペリカン社、で2011年度日本演劇学会河竹賞を受賞された小田中さんが新たに上梓されたご本が昨日送られてきた。さっそく丁寧に読んだ。他にやるべき事があったが、最後まで読みふけった。とても示唆的で取り上げた作品は全部で数えてみたら209作品、小説、映画、戯曲、テレビドラマ、漫画、ゲーム、アニメも含む。テーマ(モチーフ)は記憶喪失である。 以前≪「カ . . . 本文を読む