時代の変化によって復帰への視点や捉え返しも異なっていく。現時点、2022年と復帰当時の双方が舞台に表出される。迷える沖縄人の群像を9人が代弁して語り合う、舞台のリハーサルの場面を、現時点で演じる役者がいる。構造が二重になっている。そう言えば今回は演出家は登場しなかった。栗山民也が演出した「かじまやーカメおばあの生涯」(下島三重子脚本)の場合、舞台を演じるキャクター、演出家、そしてさらにその全体を見 . . . 本文を読む
これは2009年12月に沖縄で公演された演劇についての批評です。以前Okinawan Theatreのサイトに公開していたものですが、Yahoo Geocitiesがなくなり、表から消えたものです。「かじまやーカメおばあの生涯」(栗山民也演出、下島三重子脚本)「かじまやーカメおばあの生涯」のドレスリハを見た昨夜! 吉田妙子さんとの約束が果たせて良かった!原作の平松幸三 さん や脚本の下島三重子さん . . . 本文を読む