(対になった獅子の頭に対の磯ヒヨドリが止まっている光景に出会って足をとめた!)
日々の楽しみは朝夕の小鳥たちの鳴き声!中庭から、ベランダから磯ヒヨドリの鳴き声に心引かれる日々、静かな眼差しが最近脳裏に宿ったまま。身体は確実に時がくれば消えて灰になるのが宿命、今このモメント美しいクラシックが流れる。心が高まる、バッハ!時が永遠にとまっているような錯覚を覚えてしまう。
美しい旋律に涙がこぼれ、胸がつまることがある。
良く見ると番の磯ヒヨドリさんたちだった。 こちらは雄で そこは雌だ。
雌が草むらの近くに下りた。夕食の時間だ。 彼らはビルの空間を自由に移動している。 図書館は地震に耐えうる工事中とかで骸骨のような装い。
台風の時小さく見えた雛鳥も大きくなってきた。 部屋の中からこっそり写真を撮った!東シナ海が遠くに見える!
下界を見下ろす風格、音に敏感に反応する。 昨日の夕間暮れ!夕焼けの空も日々微妙に姿を変える。
地球が存在している限り日没の詩情に人は心を癒されていくのだろか。永遠の日々、永遠は類としての人類が生き延びてありえるのだろうか。
この静かな夕焼け空を見ている私はたしかに今存在している。ああ磯ヒヨドリが鳴いている!謝!君たちの語りのメロディーにときめいている。ことばを形にしなければー。ロラン・バルトの『記号学の冒険』、を図書館で入手した日。古い本になるね。