中国系統の沖縄人、沖縄系のアメリカ人、エスニックの多様性はアメリカの特性でしょうか?宜野座村には久米系統の士族(ユカッチュ)がヤードゥイとして移住してきたのですね。首里から落ち延びてきたユカッチュの子孫が現在も意外と多いのかもしれません。ルーツ、系譜をたどると興味深い人間の移住や流れが見えてくるのかもしれませんね。
世界のウチナーンチュの動向も含め、琉球・沖縄の歴史の現在は多様で興味深いです。移住、定住し、かつ祖父母の生きた島沖縄に渡り鳥のように戻ってくる人々の円環動向(移動行為)は、人間の帰巣本能に近いのでしょうか。ひたすら生存の基になった島へ思いが走るのは自然の本能なのでしょう。切れたタコのように浮遊するのも一興でよその地に根付き、生活を営んでいくグローバル時代の到来も社会的コロナ現象で、微妙な変化がもたらされているようです。
内ごもりになる時代の到来?
それにしても現代沖縄演劇論が必要ですね。戦後沖縄現代演劇史はまとめられる必要があります。