(かつて、その川は港でもあったのだ!家の前の杜はどこか怖い対象だったのだがー)
病院に立ち寄って実家に向かった。久しく自動車道を走っていなかった。かつて花が咲き乱れる母の庭を見るのが楽しみだったがー。
15歳まで住んでいた川沿いに古い家がある。かつて台風の時避難した屋敷だが、今はかつて一級建築士だった方が夫婦で野菜作りをして暮らしている。家賃を払うことなくその家と土地で暮らしている。長男を戦争で失い位牌や家・財産の継承者が定まらないままに朽ち果てていく家屋敷に見える。個々の利害が絡み、土地はもらっても位牌や墓の継承は厭だとか、一方引き継ぐならもっといい土地に家を再建したいとか、それでこの屋敷は野菜作りの夫婦がずっと住み着いている。小さい頃、シークヮーサーの大きな果樹があり、それに上って果実を取るのが楽しみだった。今では屋敷内のバンシルーの果樹が一杯実をつけている。その果実をいつもお土産にもって帰る。今年もまたー。
つぶやき:
旧盆「ううくい」の日、久しぶりに実家で父母の仏壇の前で手を合わせた。奇跡的な生還のように、立ち戻った姿があった。遠距離婚の弁護士夫婦に来年の春には子供が誕生するいいニュースもあった。笑顔が素敵なまさにウチナーンチュのボーイフレンドを連れてきた姪の姿もあった。アルバムをめくりながら、新たな発見もあり、過去を振り返る時、写真アルバムの貴重さがわかる。
村でも村役場首脳や議会関係者が利権利得を得る構図があるのらしい。すると県政を握るという事は、そこも「うまんちゅ」のためとはいえ、利権利得の構図が見え隠れしているのらしい。国家規模になると、何兆円もの利得権益の蜜を飲むことになるのだろうか。
組長への利権利得の権限(パワー)が、大小のピラミッドとして乱立している世界?
もしⅤ字形のヘリポートが辺野古に出来た時、この集落は嘉手納や北谷のような爆音に晒されることになるはずだ。しかし、見ないふりをして環境を汚すのだろうか?村長の親戚の業者が辺野古にトラックを出しているようだった。やはり知事選挙の話が出た。玉城デニーさんについて、とても気さくな話しやすい人だと誰かが話した。佐喜真さんは、顔が気に喰わないなーのことばがあった。顔に投票するわけではないがー。辺野古の事を語り得ない空気が醸成されているのは気になる。政府は名護市長選以上のてこ入れをするだろうから政治家スターの小泉進次郎旋風がやってくるね。←本音で基地が厭だと言えない口封じもあるのだろうか?
アマゾンのインディオの村の近くで数十年暮らしていた又従兄弟の話もあった。最近亡くなったのだ。ゆっくり話したいと思っていたので、悔やまれる。彼は反辺野古新基地の闘いに当初からよく出かけていたようだ。気骨のある方々のお名前が何人か出た。目先の餌(利害)に惑わされないビジョンを持てることが問われているようだ。