去年の春、カラシナの種撒きに失敗した。一箇所に種が蒔かれたりして、芽が出てからも、間引きをしたり、手間取った。その中で生き延びたカラシナは葉が青々と大きく育ち、黄色い花が咲き、ああ素敵だと思っていたら、いつの間に、葉はカタツムリと昆虫の幼虫の餌場になっていた。
そんなはずではなかった。気づくのが遅かった。少なくとも、種が自然体で放出されるこどを念じるばかり〜。
その幼虫はなんと、黄色い花を襲う。花にたまごが産み付けられる。花の中の彼らを取り除き、葉っぱにしがみついている幼虫をやっつける。
彼らは青い鞘まで食い尽くす。 あきれるが、自然の営みの食の攻防にため息が出る。何とか種が出来るまで踏ん張ってほしい。