低木の鉢に植えたひまわりが黄色い花を開き始めた！くちなしの花は白い花から濃密な甘い香りを漂わせる！

　　　　　　　　　　　　　　　（カタツムリが食べていたので鉢に移したひまわりはなんとか花を咲かせようと頑張っている！）
その鉢に植えられたひまわりの低木にもたまに大きなカタツムリが這っていたりする。小さな小さなカタツムリの赤ちゃんたちも葉にしがみついている。甲虫類も鮮やかな姿を見せる春。少し曇り空と雨が続く。春はきまぐれの天気！
　　　　
　　　　　　くちなしの花がいい香りを漂わせている！

　　　食べなければねとカタツムリがささやく春

　生きるとは食べること、わたしも君もあなたも彼も彼女も青虫もカタツムリも
　食べる
　食べなければ生きれない
　
　大根の葉は蝶の幼虫やカタツムリの大好きな食べ物
　大根の葉っぱが餌になっていく
　葉が骸骨のような形になり　
　青虫の糞が葉っぱを汚していく
　次第に葉が食べつくされ枯れていく

　種を蒔いて大きくなった大根を食べたいと思った願望が
　宙吊りになる春

　カタツムリや青虫に負けている春
　
　いや負けてはいけないと小さなカタツムリを潰す
　青虫さんを潰す
　　この手が生き物を殺していく
　しかしかなわない
　大根さん、カタツムリや蝶のために犠牲になってね
　次からは土にカバーをして食べられないようにするね
　でも彼らが食べなくてもわたしの食になる
　
　蝶が乱舞してやってくる小さな菜園
　大小のカタツムリがしがみついて齧る大根葉やブロッコリー
　　命があふれている
　　名前の分からないさまざまな小さな生き物たちが
　　うごめいているこの地球の不思議が足元にも
　
　　カタツムリも青虫もかわいい
　　しかし食卓に彩りをもたらすはずの大根が、ブロッコリーが
　　餌になっていく

　　食べなければねとカタツムリがささやく