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【ロバート・エルドリッヂ博士】山城議長らの拘束ビデオ公開の背景とメディアの実態

2015-09-30 23:23:48 | 思いがけない事

びっくりしたのは、この大阪大学大学院の教員かと思った方が2009年から沖縄海兵隊の太平洋基地政務外交部次長で、最近キャンプシュワーブの中から反新基地辺野古のデモを録画していた当人だったのですね。全く新聞を注意してみていなかったのですが、山城さんの逮捕劇に関して黄色い線の中に入っていたとかいなかったとか、中から撮っていたカメラで動きを捉えています。しかし米軍が勝手に銃剣とブルドーザーで沖縄に基地をつくってきたのは事実であり、この方はアメリカ側の利害のキャンペーンをしている当人だったということに驚きました。

国内のメディアだけでなく、海外のメディアが沖縄の新聞を発信しているが、そのFACTデーターが問題で誤解が生じていて、洗脳されていると、彼は話しています。県内学者は感情論で話している?などなどー、日本のマジョリティーの感情に訴えるような話しぶりですね。

山城さんの頑張りや海上保安庁の動きにも言及しているが、基地内部からスパイ活動していた彼ですが、被害者クラブを作りたいといって失笑を買っています。日本語の堪能なこのようなブレインが日本政府側の立場をサポートする立場でいることが、痛々しいですね。治外法権、占領者意識の問題など、実態は変わりません。

恩師米須興文先生は宜野湾の普天間飛行場の近くに住んでおられるが、オスプレイの飛行通路になっています。師は、沖縄の戦後は終わらない、ということをすでに書いています。多くの沖縄の住人がそう思っています。解らないのでしょうか?今これを書いている夜中にもキャンパス上空を低空飛行で爆音を立てて米軍機が飛んでいきます。ここに住んでいる人間をあざ笑うかのように彼らは住宅地域を庭にして沖縄を襲い続けているのです。そのFACTに比較して黄色い線をパトスの塊の山城さんが超えていた、いなかったで大勢の警察官が押さえ込む現状が日米に占領された沖縄の痛々しい姿に見えます。警察官は基地を守っているのです。住民ではありません。基地をたらいまわしされる現実に異論を唱えて、戦争に繋がる基地をこれ以上作らせないための闘いです。

【ロバート・エルドリッヂ博士】沖縄対策本部特別講演会「沖縄の『ヘイワ』運動の現状」~山城議長らの拘束ビデオ公開の背景とメディアの実態~ 2015.6.16

録画ビデオの発覚問題でエルドリッヂさんは解任されたのですね。不当逮捕でもなく不当解任だと思う、との事です。政治顧問、広報外交をやっていた氏は、今自分の立場を正当化するために3ヶ月、頑張ったようです。しかしモルモン教の弁護士でよくテレビで出ていた(?)ケント・ギルバートさんがエルドリッヂさんの支援をしているのですね。ハンサムだったケントさんは渋みのある弁護士になったのですね。〔←あまり魅力的には見えませんが)話を聞くと地域交流をうまくやってきたという自負の持ち主で、地域・市民プロパガンダをやってきたということなんですね。間違った意思決定が心配だということです。防災協力のプログラム、友達作戦の企画をやった当人だったことを主張していますね。『友達作戦』の功罪は、多様ですね。震災があった時の新たな友達作戦の未来プランについても話しています。問題は内部から録画して発表した事実が問題視されていることを、エルドリッヂさんは自己正当化しているということですね。堪能な日本語は流暢で分かりやすいですね。米領事だったメアさんも日本語が堪能でしたね。田原総一郎さんがご自分の番組に招聘したりしていました。私は彼のような方の論より、辺野古を否定するチョムスキーを高く信頼しています。世界的な深い視野に依拠する知性と軍隊所属の知識(人)の差ですね。

ここに貼り付けたのは、このような宣撫工作がなされている事実を表に出したかったことと、最近なぜか送られてくるACADEMIAの論文にこの方の少し古い論文が紹介されていて、それが切っ掛けでロバート・エルドリッヂという方を認識したという昨今の経験を記録しておきたいためです。我那覇真子さんという26才のチャンネル桜のキャスターの国連人権委員会の2分間の反翁長プロパガンダスピーチと、その報告会の録画も並んでいました。中国脅威論者たちの政治キャンペーンも激しくなっているようです。政府にはうれしいマイナーなスピーチかもしれませんね。ネット界の情報戦争ですね。

真実は一つではないということですが、多様な議論はいいことですね。エルドリッヂさんや我那覇さんの意見に組みすることはできませんがー。彼女は沖縄の米軍基地が日本の国防を担っていることを誇りに思っています、と発言しています。←琉球SEALDSはどう思っているのでしょうか?

やれやれ、時間を潰してしまいました。ACADEMIAが送ってきた論稿を読んだためにここまで来てしまいました。引き篭もりが新しい形の、ポストモダンの社会遺棄者(?)の定義はなかなかいいと思ったのだけど。post modern social renouncer ポストモダン時代の社会遺棄者は、つまり世捨て人ですよね。時流の社会の大河に乗れない人々がまた増えているのです。それで自らその社会を拒絶して自分だけの空間に浸って痛みを和らげているということかもしれませんね。外は荒波と暴風雨が吹きつけているのです。内篭りしたほうが精神が安らぎます。ということでしょうか?PTSDもまたー、逃れられない悪夢に苦しむのです。人間の記憶の凄さ、それが人の一生をまた呪縛していくのですね。

 

 

 



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