巣の中にミルワームを入れていた。卵白と蜂蜜をまぜたものも周辺に散らばっていた~。つまり~
彼女は、彼は(?)それらを食べに来たのである。またそこに卵を産むのだろうか、などと思ったが、歪んだ巣に卵を産んだらまた落ちてしまうのは確かだ。風雨に晒されなければ大丈夫だったかもしれないのだが、もう一つの残された巣はまっすぐ上を向いている。このガジュマルの木は彼らの子育ての場所だったのだ。
という事はあれからヒヨドリはこの巣にやってきておそらく死に絶えた雛を餌にしたのかもしれない。そうでなければ巣がきれいに片付いている理由がわからない。鳥の世界ではよくあることなのだろうか?
雛が育つ時を楽しみたいと思っていた願望は潰えたが、生き物の必死な生存を垣間見た気がする。あれだけの風雨に耐えていた雌は単純にすごいと感じた。10日から2週間抱卵するという。
庭ではときおりヒヨドリの番が元気良い声をあげて、ピー、ピー、ピピと飛び交っている。あれだけ元気のあるヒヨドリの巣がなぜこんなに小さいのか、それが彼らの世界の常識ということなのかもしれないが、自然の脅威と戦っている小鳥たちの姿は、人間と変わらない。
(写真は落ちた卵)
風雨に 耐えてヒヨドリ 雛見捨て
彼女は、彼は(?)それらを食べに来たのである。またそこに卵を産むのだろうか、などと思ったが、歪んだ巣に卵を産んだらまた落ちてしまうのは確かだ。風雨に晒されなければ大丈夫だったかもしれないのだが、もう一つの残された巣はまっすぐ上を向いている。このガジュマルの木は彼らの子育ての場所だったのだ。
という事はあれからヒヨドリはこの巣にやってきておそらく死に絶えた雛を餌にしたのかもしれない。そうでなければ巣がきれいに片付いている理由がわからない。鳥の世界ではよくあることなのだろうか?
雛が育つ時を楽しみたいと思っていた願望は潰えたが、生き物の必死な生存を垣間見た気がする。あれだけの風雨に耐えていた雌は単純にすごいと感じた。10日から2週間抱卵するという。
庭ではときおりヒヨドリの番が元気良い声をあげて、ピー、ピー、ピピと飛び交っている。あれだけ元気のあるヒヨドリの巣がなぜこんなに小さいのか、それが彼らの世界の常識ということなのかもしれないが、自然の脅威と戦っている小鳥たちの姿は、人間と変わらない。
(写真は落ちた卵)
風雨に 耐えてヒヨドリ 雛見捨て