志情(しなさき)の海へ

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2013高校演劇from オキナワのチラシのご紹介です!沖縄の高校生の演劇秀作の舞台です。面白いよ!

2012-12-26 14:01:29 | 沖縄演劇

高校生の演劇発表の審査を以前やったことがありますが、つまり大人になる手前のつぼみのキラキラする感性のなかに見え隠れする声がとてもキーンと澄んだような響きがして、胸が締め付けられるようなものが流れていました。とてもいい経験でしたね。演劇はもっと重視されてしかるべきだが、大学のカリキュラムでも無視されている時代遅れが沖縄でも目立ちます。まぁボスたちのセンスの悪さということですが、視野のよくない方々がカリキュラムを決定しているのだねきっと。

思想も文学もアートもPerformativityが重視されてきた現在です。パフォーマティブであることが問われているのですよ。でも沖縄の大学のセンスの悪さは「もう見ちゃおれない、従来のパターンが主流」で、それより自ら表現する活動の可能性のきらめきのほうがいいね。ただ演じることで世界を読み解くことが可能だけれど、軍事用語でもシアターが出てくる。主体もアクトするのですよね。君の人生は劇場(舞台)です。そこでどう演じるか、問われていますよね。いくつもの仮面を身につけて、臨機応変に演じるのです。よく演じるとはよく生きるということにもなりそうですが、演劇が脇の学問ではなく主流になったら世の中もっと良くなるのかもしれないねと演劇大好き人間は考えます。大学のなかに祝祭性も含めて相互作用としてのパフォーミングの価値はまだまだ生かされていません。残念ですが、でもマイナーはマジョリティーを凌駕する可能体として有り続けます。

皆欲得の塊で、より安定した生存の場を獲得せんと、欲が飛び交います。身内の人間が大学村を築いている現実、利害の独占形態ですよね、あらおかしです。娘・息子に1千万円の留学資金を出せる階層の姉弟がその内部にまた入って利害を蝕むのです。どの分野もそうかもしれません。XXの△△ゆえに☆☆の公式からずれたところに未来の可能性はあるのかもしれないと考えています。あらゆる周縁から中心を脱却するエネルギーのありか?そのへんは演劇のセンスですよね。何しろその空間は全てが空になりえるところ(磁場)ですからー。

あらゆる公式的な垣根を壊す人間に常に拍手を送りたい。一人永久革命家など、中にはいますね。孤独を道連れにですが、でも人は皆孤独の種を宿して生きているのかもです。

 

1月5日、浦添「てだこホール:小ホール」へ行こう!午後5時開演!


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