志情(しなさき)の海へ

かなたとこなた、どこにいてもつながりあう21世紀!世界は劇場、この島も心も劇場!貴方も私も劇場の主人公!

2012年の沖縄の芸能回顧です。(琉球新報)、沖縄タイムス(上)もUPしますね。備忘録です。

2012-12-26 13:57:42 | 琉球・沖縄芸能:組踊・沖縄芝居、他

この新報の芸能担当記者の総括はコンパクトにまとめているけれど、そこに抜けているのもあるかもしれないね。上は琉球新報、下は沖縄タイムスの芸能回顧です。ただ詩・小説やほかの文芸はその道のリーダー格の方が年間回顧を書いているが、演劇や芸能は単に芸能担当記者の総括だね。別々に回顧が書かれないところに、いかにこの社会で芸能や演劇が詩・小説より下に見られているかの紛れもない証拠(EVIDENCE)だね。しかし明らかにこの沖縄社会のコアに関わりがあるのは、つまりエスニシティやアイデンティティの点で集団の無意識の共同体の夢としての現象は総合芸術なんだよね。ドイツなどはかなり演劇人の方が小説家より評価が高いように見えるけれど、この地はそうではないのらしい。大城立裕氏の評価は新作組踊(詩劇)の創作ゆえということになるのかもしれない。小説よりも!統合的に文芸の有り様が見えない方々の言説はどうもで、若い研究者たちのセンスも視野狭窄症で博士論文を書いたりしているね。総合的なビジョンが問われているのだろう。今時はーー。総合芸術の芸能や演劇のなかに詩が散りばめられていることもまた確かである。シェイクスピアの世界的規模の影響力はその辺にあるのかもしれない。もちろん日本のお能や歌舞伎・狂言・文楽のパワーも凄い。組踊や琉球歌劇の美もまた世界の人々に共感されていくことを念じてやまない。現代劇もまた時代のアンテナのような表現かもしれないね。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。