志情(しなさき)の海へ

かなたとこなた、どこにいてもつながりあう21世紀!世界は劇場、この島も心も劇場!貴方も私も劇場の主人公!

メインメディアTVではなく、ニコニコ動画とかAbemaがいいね。他にもいろいろ!しかし、世界的なコロナワクチン狂想曲からウクライナ、シリア、ソマリア、イエメンと紛争が続くこの地球!

2022-03-10 18:38:50 | 日々の記録・備忘録
部屋を掃除していると『ほっとする老子の言葉』(加島祥造)がありました。老子の思想、タオイズムを優しく解説した小冊子です。天と地、善と悪、美と醜、陰と陽、上善如水、柔弱、意識と無意識、清浄、母性、自由、無私、無心、無為、無欲、大いなる自然、知足、内なる命、不争・・・・。見出しを見ると、二元論か、と思いますよね。しかし西洋的な二元論ではないようです。無為無心無欲の項目があります~。心を空にするなどは、仏教とも通じるのでしょう。道教を詳しく学んだわけではなく、この本をめくっての印象です。

**********
『老子』の冒頭には以下のようにある。
「道の道とすべきは、常の道に非ず。名の名とすべきは、常の名に非ず。名無し、天地の始めには。名有り、万物の母には。故に常に無欲にしてその妙(深遠な根源世界)を観て、常に有欲にしてその徼(明らかな現象世界)を観る。この両者は同じきより出でて名を異にし、同じくこれを玄(奥深い神秘)と謂う。玄のまた玄、衆妙の門。— 『老子』第一章

『老子』では、世間で普通に「道」と言われているような道は本当の道ではないとして否定し、目に見える現象世界を超えた根源世界、天地万物が現れた神秘の世界に目を向ける。「道」は超越的で人間にはとらえがたいものだが、天地万物を生じるという偉大な働きをし、気という形で天地万物の中に普遍的に内在している。https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%81%93%E6%95%99
  **************
高校生の頃、古文や漢文が意外と好きだったことが思いだされます。そのまま国文学の方へ進学していたらわたしの人生も変わったのかもしれません。なぜか米軍基地に囲まれ、アメリカが念頭にあり、英文に進んだ事が良かったのかどうか、時勢の嵐が吹いていた時でもあったのです。沖縄から外へ飛び出したいと思っていました。安いパキスタン航空のチケットを買って羽田から英国へ向かったのでした。





不争の二語が痛々しいです。ことばで解決できないゆえに、敵対する相手を殺戮し、破壊する行為が続いています。法と秩序がないカオスに見えます。しかし法と秩序の論理やシステムも国によって異なり、世界共通の法や秩序、その論理やシステムもぶつかる利害関係によって、多様に解釈されます。国連の安保常任委員会が世界の平和維持システムの最高意思決定機関でしょうか。国際連合の多数決による決定が世界秩序の平和解決の中心でしょうか?

「国連憲章のもとに、国際の平和と安全に主要な責任を持つのが安全保障理事会である。理事会は15カ国で構成される。常任理事国5カ国(中国、フランス、ロシア連邦、イギリス、アメリカ)と、総会が2年の任期で選ぶ非常任理事国10カ国である。各理事国は1票の投票権を持つ。手続き事項に関する決定は15理事国のうち少なくとも9理事国の賛成投票によって行われる。実質事項に関する決定には、5常任理事国の同意投票を含む9理事国の賛成投票が必要である。常任理事国の反対投票は「拒否権」と呼ばれ、その行使は決議を「拒否」する力を持ち、決議は否決される。これまで、5常任理事国すべてがさまざまな折りに拒否権を行使してきた。常任理事国は、提案された決議を完全には支持できないが拒否権によってそれを阻止することを望まない場合は、投票を棄権することができる。それによって、必要とされる9票の賛成投票を得る事ができれば、その決議は採択される。理事会の議長はアルファベット順に1カ月ごとに交代する。」
以下はBBCです。メインメディアなので、その信ぴょう性はどうなのか、分かりませんが、結末の5つのシナリオはなるほどです。
【解説】 ウクライナでの戦争の結末は 5つのシナリオ

最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。