志情(しなさき)の海へ

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劇団「うない」10周年記念公演は明日5月24日昼2時夜6時、沖縄市民会館です!

2015-05-23 23:42:28 | 女だけのうちなー芝居劇団「うない」

劇団「うない」の明日のドレスリハを見て着ました。劇団「うない」の心意気はすごいですね。1月18日のパレット劇場公演のときよりもよりスケールの大きな歌舞劇になっています。

船越義彰作、中曽根律子演出の『針突伝説』はかなり立体的でまさに歌舞劇、音楽劇の物語で針突が魔女(風根)を払いのける筋書きは、恋愛物語ながら、風根(平良芽美)は多様な象徴でもあり、命を救う針突になっているところが、テーマですね。命を救われた若者・金真弓(花岡尚子)は針突を入れたアヤ羽・棚原由里子(少女)の思いを受け入れます。

龍神の存在、風の根の悪魔(魔女)の登場と、神々と人間が共に生活する空間が描かれます。神が心優しい者たちを見守り手を差し伸べる存在として舞台に登場します。救いの構図が描かれます。そして何より、地謡の皆さんの歌・演奏に惹かれていきます。澤井毎里子、大濱麻美の歌声が澄んで耳にエコーしてきます。具志幸太さんも聞かせます。男性と女性の歌の競合はいいですね。

もちろん、3人の主人公たち、風根の平良、金真弓の花岡、アヤ羽の棚原が生き生きしています。龍神の平良富士子さんは重要な役柄ですね。

劇団「うない」のよさは、そのチームワークのよさでしょうか?劇団の中で記念公演でしっかりパンフを作成して残せるところはもう「うない」だけですね。「しまくとぅばを学ぶ児童生徒とその保護者など500人」を歌舞劇にご招待するという心気は「すごい」です。「うない」の舞台の個性と面白さが大いに多くの観衆に享受されることを念じています。明日はぜひ沖縄市民会館へおいでください!品格のある歌舞劇に出会えます。

 


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