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昨今のインターネットによる仮想空間の膨張は「6畳の森」に住む男性と類似するのだろうか。否、優しい、優しい、自らの世界観で世界、対象とむきあう姿にジーンとくるものが多で深く考えさせられた。
人間がいかに物理的なれど観念的な存在かという事を今更ながら、身にしみる。
人の精神の世界の底のない闇と光がある。その中で浮遊している私達だが、世界というと掴みどころがないようで、確実に世界は一つの方向に向かっているのらしいことは直感的、本能的に感じるところだが、多様性という言葉が、空々しくもなっている。一つの価値観、統一された枠組みの中で、どんどん消え去るものがあるに違いない。
個の特異な存在、価値が集団や類の中で消されていくのだろうか。社会や国や、この世界、地球の実存、そして宇宙という途方も無い空域にまで意識や観念は飛んでいく。私とはなんだろう。物理的身体が存在するかぎり、たえず問い続ける意識の存在がある。
書籍をデジカメに撮ってUPしょうとするが、SDをPCが察知しないようで、午後写真をUPをしたい。
玉木一兵エッセー・論集『人には人の物語ー「六畳の森」から』
偶然、隣の部屋から見つけてめくってみたが、グソーなり死生観を組踊や歌劇作品を通して論じている論稿も興味深い。朝急ぎ書き~。後ほど続きを!