朝5時半頃、ひょっとしてセミの羽化が見られないかと、シークワーサーの木のところへ懐中電灯を持って行った。椿の木でガサガサする音がするのでよく見るときれいなカミキリ虫だ。また卵を産み付けにきたのだろう。捕まえて容器の中に入れた。
セミが黒木の木の下でバタバタ羽音をたてているが、本体が見つけられない。それから表の通りに出ると、何とくまぜみをシーバが追いかけている。まだ生きたクマゼミだ。まさか頭から噛んで全てむしゃむしゃたべるとは~!
驚いた。セミの亡骸に群れる蟻たちは羽は残している。しかしシーバは羽もろとも食べたのである。昆虫食が昨今もてはやされているが、イナゴやコオロギの養殖だけではなく、セミもその対象になるのだろうか。昆虫を丸ごと食べる猫たちは普通の姿だろうか。一月前だったか、シロガシラを捕まえていたシーバだった。それはさすが食べることはなかった。庭に埋めてあげた。
庭にたまに出没する蛙の死骸も見たことがあるが、蛙は好まないのかもしれない。雑食の猫の生態にいつも驚かされている。確かショウリョウバッタ を食べていたのは黒子ちゃんだった。
小さな庭の出来事に一喜一憂の日々~。