志情(しなさき)の海へ

かなたとこなた、どこにいてもつながりあう21世紀!世界は劇場、この島も心も劇場!貴方も私も劇場の主人公!

Ethnic Studiesに沖縄出身研究者が関心を持たざるをえないのは歴史的必然かも!

2012-05-20 23:51:32 | グローカルな文化現象
      (日本の文化と沖縄の文化に違いがありますかの問にハワイを含めた北米の%は高い!)         


それはアイデンティティーイッシュー(問題)とからんでくるのである。

ブラジルのディアスポラの国内・国外の連帯と運動と「世界のウチナーンチュ大会の比較」相互連携や、相互のストゥラティジー(Strategy)は興味深い!

 世界のウチナーンチュという多様性とネットワークの地平は面白かった。(金城宏幸教授)

 * 世界のウチナーンチュ大会の効果
 * 大会参加とアイデンティ強化の循環
 * かつて紐帯であった言語が後退し、チムグクルを伝統文化、芸能(エイサー)が支える
 * 多様性と連帯を保ち、共鳴しあい、相互に補完し合う越境的な社会空間を形成しつつある
 * 21世紀グローバル社会の沖縄型モデル

ブラジル人ディアスポラのネットワークをメディア、政治、ビジネス、文化の四点から分析したブラジルのAngelo Ishi氏の発表も面白かった。ブラジルのディアスポラの歴史の背景、また日本国内のブラジル人ディアスポラの日系意識とブラジル人のアイデンティティー・コンプレックスも、興味深い。

他のエスニックグループとの比較研究も今後の課題で、沖縄や沖縄系の独自性、個性とも関与しあう発表で、金城先生の「チムグクル」が最近書いた論稿と重なり、ますます、論を深めたくなっている。


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