混声ゆえのハーモニーが心地良くこころに響いてくる。合唱を拝聴することはほとんどなかった。しかし、この歌声の懐かしさは、なんだろう。
車椅子の女性もアシストされながら指揮者を見つめ懸命に歌っている。
この全身の筋肉が弛緩し、溶けていくような感覚は、村祭りや芭蕉布、ローレライ、野ばらのように、記憶のなかに染み込んでいる歌曲ゆえだろうか。
声音の優しい調べはただ心地よい。来て良かった。姉の合唱団レビューの演奏会。彼女は見慣れない眼鏡をかけ、輝いている。
ソプラノ、アルト、テノール、バス、混声の魅力だ。
凝った肩も解けていく。これからも、もしお誘いがあれば拝聴したい。
懐かしい歌曲が並んでいます!
人数は多くはないのですが、耳にここちよいハーモニーでした!