13日(火曜日)、午後7時から8時半頃まで新都心で那覇市文化協会「うちなーぐち」部会の例会がもたれた。三度目の会は「宮里朝光」さんのうちなーぐちによるお話が企画されていた。
明治24年生まれの父親が58歳の時に生まれたという、とてもウチナーグチのうまい方が、「へたでもちゃんぷるーでもうちなーぐちさーまはなさんとぅ、いみねーびらん」と、お話された。それはいいなーと単純に思った。この間例会に参加でき . . . 本文を読む
(6人で迫る演技は迫力たっぷり!)
5年前に比べてシンプルな舞台になった。照明と音楽、広い舞台の背景は黒い幕だけ、一切の写実的舞台美術を消し去った。しかし、地謡を舞台にのせる演出でも良かった。
あまりに黒い背景幕を背に演じられと、興覚めもする反面、役者の力量が試される。歌と演技と台詞のコンパクトさが追求された。ある面飽きることなく面白く、在る面、物足りなさ . . . 本文を読む
(「ウチナーグチ万歳」です!)
勝手にブログ・ランキングのサイトがあり、嘘が表示されている。何十万件の内の半分の数値があり偏差値まで提示されている。このGOOブログでは1、630、574件の内5、823の順位が表示されている。百六十万件の中で一万件以内に入れば凄いよ、と若者が言っていた。その辺の事情はよく分から . . . 本文を読む
一番若い名嘉山リサさんが研究代表者で何かと細かいところを骨折って、電話の応対から講堂ホールの手続きから何から何まで、頑張ってくれました。ありがとう!緻密に掘っている姿は頼もしい限りです。バーン・スナイダーと彼の小説について詳しく研究している渡久山幸功さんも緻密にスナイダーの人と作品(64歳の若さで亡くなったことも含め)、新たに彼が台湾を素材に書いた作品についての掘り起こしがなされ、着実にこのプロジ . . . 本文を読む
【ブロードウェイのロータスさんです。1954年】
何せ、今まで貯め込んでいた資料を掘り返して読んだり確認したりするのに時間がかかって、今日の発表の日の直前までPPTを作成している。何とか結論までこぎつけた。後は映画が流れている間に最終確認と結論のすり合わせをする必要がある。レジメなどプリントする時間がない。
観衆がどれほどの認識と関心を寄せているのかも . . . 本文を読む
(米軍基地内の高校で上演されたThe Teahouse of the August Moon, 2008)
おかしいと思える事象があり、人はやはり率直に生きた方がよさそうだ。昨日の新報に大城立裕氏と若い東大の院生との対談が大きく二面で掲載されていた。「中央の繁栄の代償、日本のあり方問う」と大きな見出しである。
「フクシマ . . . 本文を読む
(1955年、歌舞伎座の舞台)
「茶屋」がなかった沖縄で茶屋に近いのは【料亭】だった!だから【料亭15夜】の題名を見た時、その率直さに驚いた。人は自らの体験・経験に基づく感性を生き生かされている。ふとこの題の小説や演劇や映画が、歪められた沖縄イメージに塗りつぶされていることは、極めておかしくはない現象・表象なのだと思えてきた . . . 本文を読む
【しまくとぅばは今・・・】フォーラム
基調講演者、パネラーのご紹介
<基調講演>
宮良信詳氏:1946年石垣生まれ。1969年琉球大学卒業後ハワイ大学大学院修了。マサチューセッツ大学博士課程修了(PhD)。現琉球大学教授。2011年3月琉球継承言語会を設立し会長に就任。6月に那覇市文化協会「ウチナーグチ部会」会長に就任。NPO沖縄語普及協議会顧問、日本英語学会評議員。著書『うちなーぐち講座: . . . 本文を読む
(天女のようなウトミの舞いと若按司【割符】9月4日、宜野湾市民会館にて!)
12:31つぶやき
沖縄タイムスの「時代の航海図」「下方比較」の四文字に目がひきつけられた。時代の諸相を照らす造語があるということだが、つまり3・11後の不幸の比較を臨床心理士の信田さよ子さんが論じている。
信田さんの発言で「不幸の比較は戦時下の日本のファシズムとつながっている」の指摘にハ . . . 本文を読む
(国立劇場おきなわ屋外劇場にて、新作組踊「ももたろう」の前にエイサーが披露された)国立劇場おきなわ野外劇場(石舞台)で新作組踊「ももたろう」を見た。2004年の初演は見逃したので、是非見たいと思った。三間四方弱の舞台で十分楽しめたのは『沖縄芝居実験劇場』に集う面々が、この間磨き上げた琉球芸能の技量の上にのびやかに楽しげに演じ、踊り、唱えていることである。また若手の地揺のうまさも格別である。夜の帳の . . . 本文を読む